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2020.10.06

大会情報

ジョコビッチとカレーニョ・ブスタが準々決勝進出! USオープンの因縁の対戦! <全仏オープン9日目>

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10月5日、全仏オープン9日目が行われ、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と、同18位のパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)が勝利。USオープンで対戦した両者が準々決勝で相まみえることとなった。



ジョコビッチはUSオープン4回戦、相手にリードを許したところで、チェンジコートの際にいらだった様子で、ベンチへ歩きながらボールを後方に打った。そのボールは線審の喉に直撃。線審は地面に倒れ、失格となった。その時の相手こそ、準々決勝で対戦するカレーニョ・ブスタだった。

失格後、ジョコビッチはイタリアに移動し、全仏オープン前哨戦の「BNLイタリア国際」に出場。“まさかの敗戦”を一つの教訓とし、優勝を飾り、見事な再スタートを切った。
今大会でもいまだ1セットを落とすこともなく、危なげなく3回戦へ。4回戦では初のシード選手であるカレン・カチャノフ(ロシア)を相手に6-4、6-3、6-3で快勝した。
カレーニョ・ブスタについて、ジョコビッチは「この12~15ヵ月の間にすべてのコートでプレーを高めたと思う。USオープンベスト4が何よりの証明だよ。ダブルスでグランドスラム決勝を経験しているし、リターンもいい。プレッシャーもかけられる動きのいい選手だ。(このコート状況では)ボールが高く跳ねないし、彼に合っているのかもしれない。相手のミスを待つかもしれないが、バックハンドのダウン・ザ・ラインも打つことができる。非常に完成された選手だ」と難敵だとコメントした。



一方、カレーニョ・ブスタは、4回戦で予選から勝ち上がったダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)をストレートで撃破。キャリア4度目となるグランドスラム強入りを果たした。
次戦のジョコビッチ戦に向けてカレーニョ・ブスタは、「本当に厳しい試合になるだろう。ニューヨークとは、また別の戦いだ。ノバクは100%の状態に戻っているんだ。彼を倒し、準決勝に進出できるようにベストを尽くしたい」と語った。

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