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2021.07.25

選手情報

青山修子/柴原瑛菜、フルセットの接戦で敗れる。メダル期待されるも初戦敗退[東京オリンピック]

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初戦敗退となった柴原瑛菜(写真左)と青山修子(写真はウィンブルドン時のもの)

第2シードの青山修子/柴原瑛菜、スイスペアにフルセットで敗戦

7月25日、東京オリンピックのテニス競技2日目、女子ダブルス1回戦が行われ、第2シードの青山修子(近藤乳業/ダブルス世界ランク10位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同10位)は、スイスのベリンダ・ベンチッチ(同161位)/ビクトリア・ゴルビッチ(同126位)に4-6、7-6(5)、[5-10]の接戦で敗れ、初戦突破とはならなかった。

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2019年9月以来、ペアを組んでいる青山/柴原ペアは、今シーズン、ツアー大会で4度の優勝をあげており、6月から7月にかけて行われたテニスのグランドスラム、ウィンブルドンではベスト4入り。ダブルスの世界ランクでも自己最高となる10位に入り、メダル獲得を期待されていた。

この日の試合の対戦相手となったベンチッチとゴルビッチは、ともにシングルスをメインとして戦うプレーヤー。元世界ランク4位のベンチッチは2019年のUSオープンでベスト4入り、ゴルビッチは自己最高ランク48位であるものの、先日行われたウィンブルドンでは準々決勝進出を果たしている。

第1セット、先にリードされた青山/柴原は、第6ゲームでブレークに成功し追いついたものの、直後の第7ゲームで5度のブレークポイントをしのぎ切れず、再びリードを許してしまう。このままベンチッチ/ゴルビッチが第1セットを奪った。

セットを取り返したい青山/柴原は、第2セットで相手に5度のブレークポイントを握られたが、これを守り切ってタイブレークに突入。そのタイブレークでは、5-4で柴原がリターンをストレートに展開。これがベンチッチのボレーミスを誘い、タイブレークを制して第2セットを奪い返した。

ファイナルセットとなった10ポイント先取のマッチタイブレークでは、一進一退の攻防を見せたが、あと一歩及ばず。5度のミニブレークを許し、接戦の末に敗れた。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma