1月27日~2月2日(予選:1月25日~26日)、フランス・タルブで開催される『Les Petits As Mondial Lacoste』(以下プチザス)。同大会は、テニスヨーロッパ最高峰のジュニア大会である。今回、同大会に「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」のメンバーである齋藤咲良選手(MAT Tennis Academy)と、ワイルドカードを獲得した小池愛菜選手(Team REC)が挑む。
大会が行われるフランス・タルブは人口約4万人という小さな街。タルブ中心部から5分も歩けば、自然豊かな公園が数多く存在する。
その町にとって、プチザスはビッグイベントとあって、大会中、4万人以上の観客が訪れるという。過去にフェデラーやナダル、ジョコビッチ、ハレプやケルバーなどが出場しており、“世界№1が生まれる大会”ということもあるが、それ以外にも観客が訪れる理由がある。
その一つが、会場内にあるイベントスペースだ。同スペースには、ボルダリングやゲーム、フェイスペイント、お菓子屋さんなど多くの子どもが、楽しめるブースが並ぶ。その一方で、大人も食事やお酒を楽しむことができ、家族連れで楽しむことができるのだ。だからこそ、ジュニアの大会で予選にもかかわらず、多くの観客が会場に足を運ぶというわけだ。
観客をも楽しませる試みがある一方、選手に対して主催するテニスヨーロッパが、将来のプロテニスプレーヤーに向けて、アンチドーピングやマッチフィキシング(八百長)、栄養や水分補給についての講習会を開いている。今大会でも、多くのジュニアが参加し、真剣な眼差しで講義を受けていた。
世界中のトップジュニアの戦いが見られるだけでなく、訪れる者を楽しませる工夫やジュニア育成が世界最高峰と呼ばれるのだろう。
※プチザスでの戦いをテニスクラシックSNS、WEBサイト「デイリートピックス」でレポートいたします。
【プチザスREPORT01】将来の世界№1が誕生する大会 14歳以下世界最高峰のジュニア大会“プチザス”とは?
【プチザスREPORT02】いよいよ開催間近! 齋藤咲良、小池愛菜が世界最高峰のJr.大会『プチザス』に挑む
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