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2022.03.03

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ベラルーシ出身のアザレンカ、ウクライナ侵攻に「罪のない人が影響を受け、胸が張り裂けそう」

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Photo by Getty Images

アザレンカ「平和と戦争の終結を願う」

3月2日、女子世界ランク16位のビクトリア・アザレンカが、自身のSNSを更新。母国ベラルーシが協力する事態になっているロシアのウクライナ侵攻に「罪のない人が影響を受け、胸が張り裂けそう」と綴った。

【画像】アザレンカ、SNSでウクライナ侵攻に複雑な胸中綴る

アザレンカは「ここ数日、ウクライナで起こった行動に私は打ちのめされている。どれだけ罪のない人がこのような暴力の影響を受け、また受け続けるのか胸が張り裂けそう」と胸の内を明かした。

「私は幼いころからウクライナとベラルーシの両国の人々が友好的でお互いを支え合っているのを常に見て、経験してきた。互いを支え合い、思いやりを見出すのではなく、現在起きている暴力的な分離を目の当たりにするのは辛いこと」

「多くの人に痛みと苦しみを与えているこの戦争によって、影響を受けているすべての人ともに私の心はある。平和と戦争の終結を願い、祈っている」

この投稿に対し、ダブルスでペアを組むことのあるウクライナのNo.1プレーヤー、エリーナ・スビトリーナ(同15位)は、ウクライナ国旗に合わせた青と黄色のハートマークの絵文字で感謝の意を伝えた。

なお、1日にはWTAやATP、ITFなどテニス統括団体が共同声明を発表。ロシアおよび協力関係にあるベラルーシ選手らの国名・国旗の使用を中止し、公式サイトでも表示されなくなっている。

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