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2022.05.23

選手情報

大坂なおみ、西岡良仁が登場、大会2日目の見どころ[全仏オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

大坂が第1試合、西岡はナイトセッションで登場

5月23日、「全仏オープン」2日目、大坂なおみ(フリー/世界ランク38位)が第1試合(日本時間18時試合開始)で、西岡良仁(ミキハウス/同94位)がナイトセッション(日本時間24日3時45分以降開始)で登場する。

【表】“大坂・西岡が登場”全仏オープン2日目試合予定

大坂は、コート・スザンヌ・ランラン第1試合(日本時間18時試合開始)で第27シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同28位)と対戦する。両者は、4ヶ月前の全豪オープン3回戦で対戦したばかり。その際は、大坂が第1セットを6-4で先取したものの、第2セット以降、強気のリターンなどで押してくるアニシモワのリズムが良くなり、3-6、6-7(5-10)で惜しくも逆転負けを喫している。

リターンマッチについて、大坂は前日会見で「私にとっては、1回戦で対戦したほうがいい」「私は、負けたら、より勝ちたいという気持ちが込み上げるタイプだし、あの試合からたくさんのことを学びました。だから、試合がどうなるか見てみたいと思います」と試合が楽しみだと語っている。大会も女子1回戦屈指の好カードと紹介する両者の対戦、大坂のリベンジに期待したい。

そして5年連続6度目の全仏オープン本戦出場となる西岡は、センターコートのコート・フィリップ・シャトリエのナイトセッションで、第1シードで前年覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)と対戦する。
21度目のグランドスラム制覇を狙うジョコビッチとは、過去2度の対戦があるが、いずれもストレート負け。2020年に西岡は「ジョコビッチに勝つために何が必要か、何を強化すべきかを結構考えている。2年後か3年後、勝てるかもしれないと思う」と語っている。2年経って実現した3度目の対戦。西岡は、どんなプレーを披露してくれるだろうか。

そのほか、センターコート第1試合(日本時間19時試合開始)では、2020年大会覇者で女子第1シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/同1位)が登場。予選勝者のレシア・ツレンコ(ウクライナ/同119位)と対戦する。5大会連続優勝中並びに28連勝中と、正に絶好調だが、どんな展開となるだろうか。

そしてセンターコート第3試合では、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン/同5位)がジョーダン・トンプソン(オーストラリア/同82位)と対戦する。全仏を13度制覇しているナダルだが、前週の「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)では、左足痛が出てしまう。「足のケガは治らないから痛みをコントロールしてプレーする方法を見つけなければならない」と、全仏オープンには主治医が帯同して、出場する予定と語っていたナダル。果たして、本当にプレーできるのか? ナダルのフットワークに注目したい。

そのほかコート・スザンヌ・ランラン第2試合には、2015年覇者のスタン・ワウリンカ(スイス/同257位)が登場。ワイルドカード(主催者推薦)のコランタン・ムーテ(フランス/同130位)と対戦する。
昨年3月に左足を手術したが、なかなか回復せず。復帰は今年3月末まで遅れてしまったワウリンカ。2年ぶりとなる全仏オープン、昨年の全豪オープン以来の5セットマッチとなるが、体力、プレーはどこまで戻っているか。こちらも注目である。

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