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2022.09.10

選手情報

アルカラスとルードが決勝へ。国枝慎吾が年間グランドスラムに王手! 大会12日目(9/9)男子シングルス準決勝&車いすテニス日本人選手の試合結果[USオープン]

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車いすテニスでは国枝慎吾と上地結衣が決勝へ

8月29日に開幕したUSオープン。大会12日目となる現地9月9日は、男子シングルス準決勝2試合、男子ダブルス決勝、女子ダブルス準決勝、車いすテニスの男女シングルス準決勝、男女ダブルス準決勝、クアードシングルス準決勝、そしてジュニアの部が行われた。

【表】USオープン2022大会男女シングルス、トーナメント表(勝ち上がり表)はこちら

男子シングルスでは、まず第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同7位)が、第27シードのカレン・カチャノフ(同31位)に3-1で勝利し、全仏オープンに続いてグランドスラム決勝の座をつかんだ。もう一方の準決勝では、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同4位)が、第22シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同26位)をフルセットで下し、自身初となるグランドスラム決勝進出を果たした。

これで男子決勝は「ルード×アルカラス」という対戦カードに。なお、この決勝で勝利しタイトルを獲得した者が、今大会後に更新される世界ランキングで1位となる。

また車いすテニスの部では、男子シングルス準決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ/車いす世界ランク1位)と同10位の三木拓也(トヨタ自動車)が対戦。試合は国枝がストレート勝ちし、決勝に駒を進めた。これで国枝は年間グランドスラムへ向けてあと1勝となった。男子ダブルス準決勝では、小田凱人(東海理化/車いすテニス男子ダブルス同11位)が第1シードのイギリス人ペアの前に敗れた。

女子では、第2シードの上地結衣(三井住友銀行/車いすテニス女子同2位)が単複で決勝に進出。一方、同8位の大谷桃子(かんぽ生命保険)と同9位の田中愛美(長谷工コーポレーション)はそれぞれ女子ダブルス準決勝で敗退した。

そして車いすテニスジュニア女子の部では、高室侑舞(荏原湘南スポーツセンター/車いすジュニア同9位)が単複で登場。ダブルスでは初戦(準決勝)で敗れたものの、シングルスでは準決勝で第2シードのイギリス人選手をフルセットで下し、決勝進出を果たした。

大会12日目、男子シングルス準決勝2試合の結果、日本人選手の試合結果は以下のとおり。


〈男子シングルス準決勝試合結果〉
※[ ]内の数字=シード順位

C.ルード(ノルウェー)[5] 7-6(5) 6-2 5-7 6-2 K.カチャノフ[27]
C.アルカラス(スペイン)[3] 6(6)-7 6-3 6-1 6(5)-7 6-3 F.ティアフォー(アメリカ)[22]

〈日本人車いすテニス男子シングルス準決勝試合結果〉
国枝慎吾(ユニクロ)[1] 6-1 6-2 三木拓也(トヨタ自動車)

〈日本人車いすテニス女子シングルス準決勝試合結果〉
上地結衣(三井住友銀行)[2] 6-1 6-3 J.グリフィオン(オランダ)

〈日本人車いすテニス男子ダブルス準決勝試合結果〉
A.ヒュウェット/G.リード(ともにイギリス)[1] 6-3 6-3 A.カタルド(チリ)/小田凱人(東海理化)

〈日本人車いすテニス女子ダブルス準決勝試合結果〉
D.デグロート/A.ファンクート(ともにオランダ)[1] 6-0 6-1 田中愛美(長谷工コーポレーション)/Z.ジュ(中国)
上地結衣(三井住友銀行)/K.モンジャニ(南アフリカ)[2] 不戦勝 J.グリフィオン(オランダ)/大谷桃子(かんぽ生命保険)



■USオープン2022
・大会日程/2022年8月29日(月)〜9月11日(日)
・開催地/USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター(時差13時間)
・賞金総額/6,010万ドル(81億7,390万円)
・男女シングルス優勝賞金/260万ドル(3億5,360万円)
・サーフェス/ハードコート(レイコールド)
・使用球/[男子]ウイルソン「USオープン・エキストラ・デューティ」、[女子]ウイルソン「USオープン・レギュラー・デューティ」

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