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2020.09.21

大会情報

全仏OPがコロナ陽性者を発表、濃厚接触者含め5名が予選を棄権

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9月20日、全仏オープンを主催するFFT(フランステニス連盟)は、予選に出場する選手2名とコーチ1名が新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを発表。また、そのコーチと濃厚接触者となる選手3名を確認し、9月21日からスタートする全仏オープン予選から計5名が棄権すると明らかにした。

大会側は声明を発表し、陽性反応とその濃厚接触者について「大会の規約に基づき、5人の選手は21日から始まる予選には出場せず、7日間の自主隔離することになる」と、予選を棄権することになるとした。

海外メディア「Tennishead」によると、大会を棄権したのは、ダミール・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)やデニス・イストミン(ウズベキスタン)、エルネスト・エスコベド(アメリカ)など。
ジュムホールはインスタグラムで、「残念なことに僕のコーチであるペタル・ポポビッチが陽性反応を示した。それが出場できない理由だ」と濃厚接触者であることを綴った。一方で、「彼は2回目の検査をする機会がなかった。コーチは抗体を持っているから偽陽性であることは間違いない」と大会の検査が正確ではないと主張し、怒りをあらわにしている。

9月27日(日)から本戦がスタートする全仏オープン。観客も動員することが発表されており、不安が残るばかりだ。

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写真=石塚康隆 Photos by Yasutaka Ishizuka