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2020.09.24

大会情報

全仏オープンの観客上限が1000人に減少か コロナ拡大でさらに削減

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9月27日から本戦がスタートする全仏オープンの観客動員数にまたも変更がありそうだ。

9月23日、海外メディア「Tennis Majors」は、全仏オープンが現在予定している観客数を5000人から1000人へ縮小する可能性があると報じている。

現在、フランスでは、新型コロナウイルスの症例数が増加している。一日あたりの新規感染者数が1万人を超える日もあることから、同国保健大臣のオリビエ・ベラン氏は国の危険地域を拡大し、集会の制限を5000人から1000人に引き下げることを発表。その中に全仏オープン開催地のパリも含まれており、同大会の観客数も削減される可能性があるという。大会関係者は「大会の開催条件について確認できていない」としながらも、その可能性は十分あるようだ。

当初、全仏オープンは3つのショーコート(フィリップ・シャトリエ、スザンヌ・ランラン、シモーヌ・マチュー)で合計1万1500人の観客を入れるとしていたが、9月17日にその数を5000人に引き下げていた。

新型コロナウイルスのパンデミックにより5月~6月にかけて行われる大会も9月~10月に延期された全仏オープンにとって、今年は波乱の年になっている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma