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2020.10.05

大会情報

2005年のナダル以来! シナーが全仏初挑戦でベスト8入り<全仏オープン8日目>

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19歳のヤニック・シナー(イタリア)が、シングルス4回戦でUSオープンファイナリストのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-3、6-3、4-6、6-3で破り、2005年のラファエル・ナダル(スペイン)以来となる、全仏デビュー戦でのベスト8入りを果たした。



トップ100の選手の中で最年少であるシナーは、21歳以下の選手で争われる「Next GEN ATPファイナルズ」で優勝。これまでトップ10選手からも勝利を挙げたことがある。
今大会、4試合を戦ったシナーが落としたセットはわずか1セットのみ。ズベレフ戦では、コート後ろからラリーをつなぐ相手に対し、ズベレフの倍近い39本ものウィナーを奪う、攻撃的なプレーを披露。6度のブレークチャンスのうち、5度もブレークにつなげ、快勝した。



2006年のノバク・ジョコビッチ(セルビア)以来となる最年少でのベスト8進出を決めたシナー。準々決勝では、同大会12度を制した“絶対王者”ナダルと対峙する。「彼(ナダル)の記録やパリで自信を持っているのは知っているし、誰も彼に勝てないと思っているだろう。だが、僕はポジティブだ。しっかり休養して、最高のテニスをしたいと思う」と語った。

対するナダルは、シナーについて「彼は若くて毎週のように上達している。僕にとって大きな挑戦になる」と、若き才能に敵対心をむき出しに。さらに、「彼は素晴らしいポテンシャルを持っている。腕の振りが速く、信じられないショットを打つことができるんだ。僕はベストを尽くさないといけない」と、100%の力で倒しに行くとした。

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