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2020.05.27

選手情報

全豪女王・ケネンらが出場の「ワールドチームテニス」が最大観客500人で開催

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5月26日、今年で45回目を迎える「ワールドチームテニス」が、7月12日から8月2日にアメリカ・ウエストバージニア州で開催されることが、大会主催者より発表された。

創設者の一人にビリー・ジーン・キングが名を連ねる「ワールドチームテニス」は、NFLやNBAなどアメリカの代表的なプロスポーツリーグの一つとして数えられている。全9チームで争われ、各チーム、コーチと男子2選手、女子2選手以上が登録。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの計5試合の団体戦となっている。今年の出場者には、今年の全豪オープン優勝者のソフィア・ケネン(アメリカ)や2017年USオープンで優勝したスローン・スティーブンス(アメリカ)らが予定されている。

新型コロナウイルスの影響がある中、開催を決定した同大会。疾病管理センター(CDC)が定めた安全規定を守り、州の健康ガイドラインに従い、予防措置を講じ、出場する選手やコーチ、スタッフの健康と安全を確保することを約束した。
また、屋外スタジアムの収容人数の20%にあたる最大500人の観客を入れて行うことも発表。主催者のカルロス・シルバCEOは、「ワールドチームテニスを開催し、メディアを通じて、テニスを欲していた観客にプロテニスを提供することができ、感謝しています」と、大会開催を正式発表できたことを喜んだ。

同大会のすべての試合は、アメリカのテレビ局「CBS」やスポーツ専門チャンネル「ESPN」などでテレビ中継、またはオンラインでライブ配信されることとなっている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma