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2020.05.28

選手情報

無観客での開催にジョコビッチが言及「ツアーを継続させるためには…」

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世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、全仏オープンを3度制した“グーガ”ことグスタボ・クエルテンのインタビューに答え、無観客でプレーすることに私見を述べた。

現状、新型コロナウイルスの影響により、7月末までツアーが中断されたが、USオープンや全仏オープンはどうにか開催しようとさまざまな選択肢を模索中で、無観客での開催も視野に入れていると報道されている。

これに対し、「正直言って、誰もいないスタンドの前でプレーすることは夢にも思っていない。でも、それがテニスの現実となりそうだ。ツアーを継続させていくには、制限された条件下でプレーすることを受け入れなければならないと思う」と、無観客になることはやむを得ないことと語ったジョコビッチ。

続けて「他のスポーツと比較したテニスの利点は、国と国の間を移動さえできれば、国、地域、大陸レベルでのトーナメントを行うことできるということ」と、再開の障壁であるとともにメリットでもあると語った。

新型コロナウイルスの流行により、3月上旬から中断しているツアー。しかし、現在では世界各地でエキジビションマッチが組まれ、そのほとんどが無観客で開催されている。国と国の移動が難しい今、新たなテニスの形が必要なのかもしれない。

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写真=山岡邦彦 Photos by Kunihiko Yamaoka