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2020.12.15

メーカーズボイス

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日本上陸から10年、質の高さ・価格で勝負する「マンティス」のテニスラケット

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良質なテニスラケットとは?
ストリングとの相性も考える必要がある
それがマンティス<MANTIS>の考え


<良質なラケットとは、どんなものか?>
この問いに対する正解は難しい。売れているものが良質か? 正解かもしれない。ただ、地球上には、それこそ星の数ほどのスイングタイプがあり、100%ということはありえない。というのも、ラケット単体では完全体ではないからだ。俗にラケットとストリングは、50:50の関係でパフォーマンスに影響すると言われている。つまり、もし自分にあったラケットを見つけていたとしても、ストリングが全く合わなければ、最悪50のパフォーマンスしか発揮できない可能性もあるわけだ。


【関連記事】マンティス〈MANTIS〉テニスラケットを実打レビュー1「PS/CSシリーズ」



逆を言えば、ストリングに合わせやすいラケットもあるということ。もし、ストリングの平均点が高いラケットならば、ラケットと合わせた力は100に近づくわけだ。専門職であるストリンガーの人は、“こういうラケットがあれば、もっと合わせやすいのだが…”、そんな思いを強く持っているかもしれない。そんな誰よりもストリングを熟知する人々と、ラケット・ブランドを立ち上げた人物がいる。それが、マーチン・アルドリッジ氏だ。その名前でピンと来た人は、テニス通だ。2009年にマンティスを設立した創業者である。このアルドリッジ氏はイギリスの巨大ブランド(D社とS社)のプロダクトマネジャーとして、ジョン・マッケンローやジェームス・ブレイク、トーマス・ベルディッチ、アメリ・モウレスモなどのカスタムラケットを作っていたのだが、その前にはツアー選手やコーチの経験もあり、スポーツ科学のMBA資格を持っているという、とにかく多才な人物である。



左が創業者のマーチン氏、右はアンバサダーのグレッグ・ルゼドスキー氏


「確かな物を、より安く」
マンティスだからできた
高いコストパフォーマンス

その彼が常々思っていたのが、
「テニスのラケットは高すぎる!」ということ。

トッププロのラケットを一から作っていた人物だから、ラケットを作るためにどれだけの経費が必要か、どれだけ利益を出しているか、などがわかっていたからということもあるだろう。もっと、質がいいラケットを安く提供したい。そうして、作ったのがマンティスだったわけだ。余談だが、社名の由来は同じスペルのカマキリではなく、“Martin Aldridge New Trend In Sports(マーチン・アルドリッジ・ニュー・トレンド・イン・スポーツ)”の頭文字を取ったもの。そこからも“このままではいかんぜよ”という革命魂を感じる。そんな彼が、創業する際にタッグを組んだのが、ツアー選手のストリングを張っていたストリンガーたち。彼らなら、ストリングの魅力を引き出せるラケット作りの助けになってくれる、というわけだ。その中には、ロジャー・フェデラー(スイス)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)、スタン・ワウリンカ(スイス)、古くはピート・サンプラス(アメリカ)など、超一流プロのプライベートストリンガーであるネイト・ファーガソン(プライオリティ・ワン)氏も入っている。そんな彼らとのラケット作りがスタートする。企業理念は「確かな物を、より安く」。ただ安いだけでは意味がない。質のいいものを提供してやるんだということだ。



2011年、マンティス日本上陸を伝える記事。大きな話題となった


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