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2021.01.11

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「歯車が狂い出したら引退するよ」ロジャー・フェデラーが告白

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改めて家族の重要性
ミルカ夫人に感謝の言葉を
語ったフェデラー

「私は39歳となる。4人の子供がいて、グランドスラムを20回優勝している。その私にとって、5週間以上家族から離れる時間はもうないんだ」、全豪オープンのディレクターにそう語っていたというロジャー・フェデラー(スイス)が、スイス・ GALAマガジンの取材に応えた。

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「20年間、私はいつも移動を繰り返してきた。常に移動だ。自宅にいられるのは、どんなに長くても年間で最大5〜6週間程度。その休憩は本当に良いもので、家族とゆっくり時間を過ごすことができたからね」 “自分はファミリーマン(家族を大切にする男)”だと言うほど、常に家族を重要視してきたフェデラーらしい言葉が続く。
「誰かがあなたにとって重要な時、感情が動き出し、ポーカーフェイスは砂糖のように溶け出すわけだ」。家族の前で見せるフェデラーの顔は特別なのだろう。そのフェデラーが普段から特別の感謝を語っているミルカ夫人について、改めて語っている。
「ミルカは最高の母親、最高の妻だよ。常に大きなサポートをしてきてくれた。素晴らしい人だ。長いキャリアの中で、彼女はいつも私をサポートしてくれた」

毎年語られていることだが、フェデラーに残された時間は長くはない。
「スイスは、絶対的と言うべき大好きな国。テニスのキャリアを終えた次の日から、ずっとここにいると決めていた。もし、歯車が狂い出したら、現役から引退するつもりだ」
家族を愛するフェデラー、引退後にやりたいことも、家族と過ごすということなのだろう。

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Photo by Kunihiko Yamaoka/NBP