close

2021.01.15

大会情報

車いすテニスでアジア最高峰の国内大会が昨年に続いて開催中止

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

コロナの感染拡大で昨年に続き中止に
過去には国枝慎吾や上地結衣も優勝

1月15日、日本で開催されている車いすテニスの国際大会の内、最高峰のグレードである「飯塚国際車いすテニス大会(Japan Open 2021)」の主催者は、4月20日~25日に福岡県飯塚市で開催予定だった同大会を新型コロナウイルスの拡大により開催中止すると発表した。

【関連記事】ジュニア車いすテニス選手・小田凱人「国枝慎吾選手は憧れだからこそ、戦いたい」

今回の決断に関して、主催者はこれまで開催のための準備を進めてきたとした上で、この2ヵ月でのコロナ感染者の増加や開催地である福岡県でも緊急事態宣言が発令されたこと、そして感染拡大が続いている中で、選手やボランティアを含むスタッフの安全を確保することが難しいと判断したため、開催中止の判断に至ったと説明。昨年に続いて、中止せざるを得なかったとしている。

同大会はグランドスラムに次ぐグレードで、世界で6大会しかないスーパーシリーズの一つ。アジア最高峰の大会だ。そのため、国内外からトップレベルの選手らが集結し、毎年2000名のボランティアが参加。過去の優勝者には、国枝慎吾(ユニクロ)や上地結衣(三井住友銀行)らも名を連ねている。2018年からは障害者スポーツの大会では初めてとなる「天皇杯・皇后杯」が下賜されている大会である。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録