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2021.02.16

大会情報

大坂なおみが難敵シェイ・スーウェイに快勝! 2年ぶりベスト4進出

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難敵スーウェイに持ち味出させず
大坂がストレートの快勝

全豪オープン9日目、女子シングルス準々決勝で第3シードの大坂なおみ(日清食品)が、ノーシードのシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦。6-2、6-2で大坂がベスト4入りを果たした。

【動画】大坂なおみ vs. シェイ・スーウェイ マッチハイライト

4回戦、世界14位のガルビネ・ムグルザ(スペイン)戦では2本のマッチポイントを握られたものの、4-6、6-4、7-5のフルセットで勝利を手にした大坂。準々決勝の相手となったのが、今大会がグランドスラム38回目の出場となったシェイ。パワフルなショットはないものの、スライスを巧みに操り、相手を前後左右に動かし翻弄するプレースタイルだ。2回戦では、2019年のUSオープンチャンピオンのビアンカ・アンドレスク(カナダ)をストレートで破って金星。ランキングで格上の相手に対しても、セットを落とさず勝ち上がっており、グランドスラム最高成績となるベスト8進出を果たしている。

両者の過去の対戦成績は、4勝1敗で大坂に軍配が上がるものの、うち4試合がフルセットの接戦となっている。大坂自身もシェイを警戒しており、「彼女とプレーするときにいつもちょっとした迷いがあるの。だから厳しい戦いになるね」と語っている。

この日の試合では、第1ゲームでシェイがいきなりブレークポイントを握るも、大坂はファーストサーブをきっちり入れ、これを守り切りキープする。試合が動いたのは第4ゲーム。大坂の速い攻撃やシェイのダブルフォールトでチャンスを得ると、3度のデュースの末に、ブレークに成功する。その後もピンチを迎えた大坂だったが、これをしのぐと、第8ゲームで再びブレークし第1セットを6-2で先取する。

第2セットでも大坂はパワフルなショットや、足元へのリターンがシェイの持ち味を出させず。第2ゲームでブレークに成功すると、そのリードを保って、ストレートでベスト4入りを決めた。これで昨年のツアー再開後のUSオープン前哨戦から続く連勝(棄権を除く)を19に伸ばし、2年ぶりの同大会優勝まであと2勝とした。

準決勝の相手は、第2シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア)と第10シードのセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。

※ランキングは2月8日現在

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma