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2021.02.24

大会情報

プロテニスリーグのプレイベントが開催! 「おしゃべり&移動OK」誰でも気軽にテニス観戦を楽しめる

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添田、美濃越、望月、林のチームFujisawa GYMEと
江原、穂積、片山、澤柳のチームGYODA EREKが
プレイベントで対戦

テニス観戦といえば、「せき一つもできない静かな雰囲気」、「赤ちゃんは連れて行けない」、「迂闊にお手洗いにも行けない」など、ややハードルの高い印象を受ける人もいるのではないだろうか。そうした従来までの形式とは異なり、誰もが気軽にテニス観戦できる試合が2月21日(日)、昭和の森テニスセンター(東京)にて開催された。


【画像】イベントの様子はこちら

この試合は、日本のテニスの発展に寄与することを目的に昨年発足したプロテニスリーグ機構が、リーグ本開催へ向けてテストイベントとして行ったもの。男女混合5本(男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・女子ダブルス・ミックスダブルス)のチーム戦・10ポイント先取の3セットタイブレークマッチという今までにない形式が取られ、試合中も途切れることなく音楽が流れていたり、アナウンサーによる実況演出がされるなど、さまざまな取り組みがされていた。

出場選手は、全日本チャンピオンで同機構の発起人で理事を務める江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ)をはじめ、添田豪(GODAI)や穂積絵莉(日本住宅ローン)など男女8選手が参加。2チームに分かれて熱戦が繰り広げられた。


こうした取り組みの背景には、新規のテニスファンを増やす狙いがあるという。同機構を立ち上げた理事の河合陽太氏は、「私自身テニスコーチとして教えていますが、テニスの楽しみ方や関わり方が変化していきていると感じています。テニス人口も、現在は343万人まで減っていると言われており、何とか歯止めをかけたい。テニス人口を1000万人まで増やすべく、業界を活性化させていきたいという思いがあります」

そこで、テニス未経験者でも会場へ気軽に足を運んでもらえるように、試合時間を短縮し、試合中の会話・移動もOKにした。加えて、マイクパフォーマンスには森田あゆみ(安藤証券)をゲストに迎え、プロならではの視点で解説。ビギナーにとっても楽しめるような、新たな観戦スタイルを提案している。また、客席もテーブルとイスがコートサイドに用意され、プロのショットをより身近に感じられるような工夫もされていた。

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写真=松村健人(NBP) Photos by Takehito Matsumura

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