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2021.03.02

選手情報

フェデラーがマイアミ・オープンを欠場。完全復活へトレーニングを積む

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フィジカル面に不安か
フェデラー、大会連覇ならず

3月24日から開催を予定しているATPマスターズ1000「マイアミ・オープン」は、世界ランキング5位のロジャー・フェデラー(スイス)が欠場することを、SNSを通じて発表した。

【動画】2019年大会でフェデラーが101度目のツアー優勝果たす

今年8月で40歳を迎えるフェデラーは、昨年の全豪オープン後に右ヒザの怪我で戦線を離脱。2度の手術を経て、3月8日に開幕する「カタール・エクソンモービル・オープン」(カタール・ドーハ)でツアーに復帰するとしており、自身のSNSには「ドーハへのカウントダウンが始まる」と約1年1ヵ月ぶりの公式戦復帰を待ちわびた。

今回の欠場に関し、代理人を務めるトニー・ゴッドシック氏は、マイアミ・ヘラルド紙に対してカタールで復帰したのちに、翌週からスタートする「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」に出場するとコメント。その後はツアーに本格復帰を果たすためのトレーニングを積むとした。

同大会に18度の出場を果たしているフェデラーは、2019年大会では、決勝でジョン・イズナー(アメリカ)を破り、4度目の優勝を飾っている。昨年は、新型コロナウイルスの影響で大会中止が発表。ディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨むはずだった。

欠場は残念だが、連戦が当たり前であるテニスのツアーで戦うには、またフィジカル面で不安があるということだろう。今後の出場予定大会は出ていないものの、ツアーの最前線で戦うための準備を整え、万全の状態でプレーしてほしい。

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写真=山岡邦彦 Photos by Kunihiko Yamaoka