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2021.03.19

選手情報

錦織圭ベスト4ならず。最終セット、先にブレークを許して悔しい敗戦 [ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権]

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第2セットを奪ったものの、
先にミスが出る展開で悔しい敗戦

アラブ首長国連邦・ドバイで開催されるATP500大会「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」本戦5日目、錦織圭(日清食品/世界ランク41位)は、ロイド・ハリス(南アフリカ/同81位)と対戦。1-6、6-3、3-6で敗退。2019年4月のATP500バルセロナ・オープン以来となるベスト4はならなかった。

シングルス1回戦では、世界ランク38位のライリー・オペルカ(アメリカ)に対して少ないチャンスをものにして3-6、6-3、6-4の逆転勝利。スイングを調整して臨んだという昨夜のゴファン戦は、第2セット終盤にもたつくシーンもあったが、ほぼ完璧な勝利を果たす。そして昨夜の3回戦、ベデネ戦ではサービスゲームが好調に。第2セットは拮抗した展開となったが、先にブレークに成功して退けた錦織。3日連続の試合ということもあってか、低調な出だしとなった。

【動画】錦織圭 マッチハイライト


コイントスに勝った錦織は、リターンを選択する。第1セット、まずハリスがキープすると、第2ゲーム、第4ゲームとミスも重なり、ブレークを許してしまう。第6ゲームで初キープとなったが、210km/h程度の速いファーストサーブ、170km/h程度の回転量重視のファーストサーブを使い分けるハリスのサービスゲームを攻略できず。第1セットは、わずか24分、1-6で奪われてしまった。このセット、錦織はファーストサー ブの確率が56%と低く、アンフォーストエラーが8本(ハリス3本)と先にミスを出す展開となってしまった。

第2セット第1ゲームは、この試合初めてとなるラブゲームでのキープ。すると続くハリスのサービスゲーム、1ポイント目でリターンダッシュをしてボレーで決めるなど、積極的に仕掛けていくとブレークに成功する。錦織はさらに第4ゲームでもブレークに成功。直後の第5ゲームでブレークを許してしまったが、6-3でセットを取り返す。

勝負の第3セット、息詰まるキープ合戦に。先にブレークを許したのは、錦織だった。第8ゲーム、ブレークポイントを迎えるとフォアハンドがアウト。3-5とされて、続く第9ゲームをハリスがキープ。惜しくも今大会はベスト8に終わった。

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