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2021.04.02

選手情報

世界37位のフルカチュがチチパスに逆転勝利! マイアミOPベスト4入り

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世界5位のチチパス下し、ATPマスターズ1000で初の4強

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)シングルス準々決勝、第26シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)が、同2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を2-6、6-3、6-4の逆転で下し、ベスト4入りを果たした。

【動画】フルカチュがチチパスをフルセットで撃破! マッチハイライト

フルカチュとチチパスは3月初旬のATP500ロッテルダム大会でも対戦しており、フルセットの末にチチパスが6-4、4-6、7-5で勝利している。

この試合、第1セットを2-6で落とし、第2セットでも第1ゲームをブレークされたフルカチュは、第3ゲームでもピンチを迎えたが、これを力のあるサーブと粘り強いプレーでチチパスの勢いを止めると、その後2度のブレークに成功。第2セットを奪い返すと、ファイナルセットでは、第5ゲームでチチパスのサービスゲームを破り、そのリードを維持して勝利を手にした。

試合後、フルカチュは「試合を通して戦おうとし、ポジティブでいようとしたよ。自分の思ったような試合にならなくても、負けないようにプレーできた。自分を信じること、それが大事だと思ったよ」と、諦めない心がこの結果を生んだとコメント。続けて、「キャリアの中で最高の結果の一つだ。もちろんタイトルを獲得することは素晴らしいものだが、結果として僅差の試合に勝てたことは僕にとって大きなことなんだ。できるだけ上達したいし、そのために努力している。将来的にはいくつかタイトルを取りたいね」と語った。

一方、敗れたチチパスは、「今日もとても調子が良かった。今週は良い成績が残せると思ったが、そうはならなかった。勝つために必要なことをしたフルカチュが素晴らしい」と勝者を称えた。

フルカチュは準決勝で第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。今シーズン初戦のATP250デルレイビーチ・オープン以来の優勝に向け、再びトップ10を破ることができるか注目だ。

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