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2020.06.26

選手情報

ティエムが、アドリア・ツアーでの行動を謝罪「楽観的になりすぎた」

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6月25日、世界ランキング3位のドミニク・ティエム(オーストリア)が、インスタグラムを更新し、アドリア・ツアーでの行動を「楽観的になりすぎた。申し訳ない」と謝罪した。

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)主催のアドリア・ツアーは、6月13日に華々しく開幕。その第1戦となるセルビア・ベオグラード大会で、ティエムは優勝している。
謝罪をしたのは、大会を通じて、選手たちは握手やハグ、バスケットボールを行っていたこと。大勢のファンも観戦している状況だった。その結果が、ジョコビッチやグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)、ビクトル・トロイツキ(セルビア)らの新型コロナウイルスの検査で陽性につながってしまった。

これらを受け、ティエムは、「アドリア・ツアーからこの知らせを聞いたときはショックだった」と率直の気持ちを語り、「何週間も観客がいない中でプレーしていたので、イベントではファンに喜んでもらえたと思っていた。新型コロナウイルスに対するセルビア政府の規則を信頼していたが、楽観的になりすぎた。僕たちの行動は間違いだった。本当に申し訳ない」と綴った。

また、自身の体調についても言及し、「この10日間で5度の検査を行い、いずれも陰性」だったと報告している。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma