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2021.06.09

メーカーズボイス

プリンスの超軽量ラケット「X(エックス) 115」を全国レディース優勝・東京チームが試打! その打ち心地とは!?

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プリンスの超軽量ラケット『X(エックス) 115』を
全国レディース優勝の東京チームが試打!
彼女たちが感じるインプレッションとは!?

フォアハンドとバックハンドで性能の異なるラケット『プリンス・エックス〈prince X〉』シリーズ。2018年に誕生した同シリーズに、重さ236gという超軽量のモデル『X(エックス) 115』(メーカー希望小売価格:税込49,500円)が4月下旬に発売された。一般プレーヤーの中にも、すでにそのオニのような軽さを体感している人も多いのではないだろうか。



このエックス・シリーズは、一般的に多くのプレーヤーたちが抱く「フォアは力強く打てるのに、バックはボールが飛ばない・伸びない」という悩みを解消するために生まれたシリーズ。そもそも、なぜバックが苦手という人が多いのか。それは、フォアと比べて、体の使い方やスイングの大きさが異なるという点が要因として挙げられる。フォアは体をしっかり開いて打つショットで、スイング幅を長くとることが可能なため力強いボールを打ちやすい。しかし、バックは利き手側の肩が邪魔してラケットを大きく引くことができないので、どうしてもスイング幅が小さくなる。その結果、ボールを飛ばすことが難しくなるというわけだ。

そこで、バックの振り幅を補うために編み出したのが、左右非対称の(ねじれた)シャフト形状である。“ツイストパワーテクノロジー”と呼ばれるこの形状により、バックでは面がやや上向きになる構造となり、インパクト時にフレームがしなって戻る動きを促進。スイングが生むエネルギーが小さくても、ボールをしっかり押し出してくれるのだ。



反対に、フォアでは面がかぶっている構造となり、インパクト時にフレームが硬く反応して、しなりを抑制。大きな速いスイングをしやすいフォアでは、スイングのパワーと硬い面とが相まってより大きなエネルギーを生み出し、ロスなくボールにぶつけることができる。



ちなみに左利きの場合、フォアとバックが逆になることから、左利き用にシャフト形状のねじれが反対となったモデルもラインナップされている。

プリンスのラケットは、競技系は『TOUR(ツアー)』シリーズ、中厚系は『BEAST(ビースト)』シリーズ、厚ラケが『EMBLEM(エンブレム)』シリーズというように、シリーズごとに対象プレーヤーのレベルが分かれている。しかし、このエックス・シリーズには、プロやジュニアなどの競技者から初心者・テニス愛好家まであらゆるレベルのプレーヤーに合うモデルがラインナップ。

その中で、今回新たに追加されたのが、236gと超軽量モデルの『X(エックス) 115』。操作性がいいのはもちろん、バック側では面が開いているぶん玉乗りもよく、特にスライスが打ちやすいのが特長。楽にスイングして優雅にプレーを楽しみたい、といったシニアプレーヤーやパワーに自信のない女性プレーヤーにおすすめしたいモデルとなっている。


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写真=山岡邦彦(NBP) Photo by Kunihiko Yamaoka