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2020.04.25

ギア情報

[Wilson Web Magazine]#ULTRAできる ULTRA V3.0シリーズ一気打ち!!!!! 一気にグレードアップした新シリーズ




ウイルソンが行なった世界的リサーチで浮かび上がったプレーヤーの2大ニーズ「コントロール(&パワー)」、「フィーリング(&柔らかさ)」。それをCLASHと真逆の特徴で実現したのがバージョン3.0を迎えた“ULTRA”シリーズである。徹底的に「しなり」を排除し、ストリングのたわみを最大化していくことで、「パワー&コントロール」・「フィーリング・柔らかさ」を生み出した新「ULTRA V3.0」、そのシリーズ5本を試打。先に書いておこう! これまでのULTRAとはかなり違う。一気にグレードアップしている。

IMPRESSION 01 「ULTRA 100 V3.0」



ULTRA 100 V3.0  ¥32,000(税抜き)
フェイス面積: 100sq.inch  レングス: 27.0inch
Av.ウェイト: 300g   Av.ウェイト: 300g  フレーム厚: 24.0mm–26.0mm–23.0mm
グリップ・サイズ: G1, G2, G3 ストリング・パターン: 16×19  適正テンション: 50-60p





なんじゃこりゃ!
思わず声に出てしまった。これまでのULTRAとは全く違う感覚だ。こんな100平方インチを打ったことがあるかな? と思ったのはパワーである。単にパワーがあるだけではない、しっかりボールを掴みながら、自分でもびっくりする質のいいボールが返っていくのだ。“徹底的に「しなり」を排除し、ストリングのたわみを最大化”するというコンセプトがしっかり反映されていることがわかる。特徴の一つである、打球感の柔らかさも特筆すべきもの。しっかり掴んでいる感覚があるのだ。ULTRAに関しては、「ネットプレーで優位性を発揮するモデル」というフレーズからネットプレーヤーモデルという誤解があるが、打ってみればわかるはず。ストロークではエース級ボールが打てて、ネットプレーではどんな強打でもしっかり返すことができる。最強の100平方インチモデル誕生だと思う。







まず、全モデル共通しているコスメだが、かっこいい! の一言に尽きる。ブルー、シルバー、ブラックの組み合わせもそうだが、グロス(艶あり)がGOOD!
実際、打ってみると、ボールの食いつきがすごい! そこまでスイングスピードを上げなくてもストリングで持ってくれる感覚が味わえた。しかも、そこから放たれるボールも想像以上に伸びてくれるので、勝ちたいと思っている人はこれを使うべし。加えて、スイングスピードを上げた時に、多少スイートスポットを外しても、面ブレがないので心地よく打っていける。
ボレーは相変わらず打ちやすく、オートマチックに返球できるので、ネットプレーも怖がらなくて済む。
正直なところ、「ULTRAってこんなに良かったっけ?」というほどの進化を感じ取れた。




IMPRESSION 02 「ULTRA 100S V3.0」



ULTRA 100S V3.0 ¥32,000(税抜き)
フェイス面積: 100sq.inch  レングス: 27.0inch
Av.ウェイト: 300g   Av.バランス: 32.0cm  フレーム厚: 24.0mm–26.0mm–23.0mm
グリップ・サイズ: G1, G2, G3  ストリング・パターン: 18×16  適正テンション: 50-60p





基本的には「ULTRA 100」と同スペック。しかし、ストリングパターンが18×16のSラケ※ということで、明らかに軌道が変わるのがわかる(これがおもしろい)。打球感はより柔らかくなり、打ち出しが高くなり、頂点からの落下が速くなる。バウンド後のボールが生きる、というのがSラケのメリットだが、今回のラケットの場合、これまででもっともすごいかも。ULTRA 100 V3.0で感じたパワーはここでも生きていて、こんな私でもかなりすごいボールが飛んでいく。打っていての感覚は、スピンモンスターと言われるBURN 100S以上のボールに思える。すごいラケットが誕生した、というのが素直な感想。ストロークよし(スライス系もびっくりするくらい伸びる)、サーブよし、ボレーも打ちやすい。全ての100平方インチユーザーが検討すべきラケットだと思う。
※=スピン・エフェクト・テクノロジー搭載のラケットのこと。同テクノロジーは、縦のストリング本数>横のストリング本数が特徴で、スピンを発生させるメカニズム「スナップバック」(打球時にストリングがズレて戻る)を最大限発生させることができる。ウイルソンの特許技術である。







やはりSラケというだけあり、スピン性能は高い。スピンがかかれば、コントロールもしやすくなりゲームを優位に運ぶことができるはず。また、スライスも打ちやすく、低くノビがあるボールを打つことができる。それはボレーにも言えることで、回転だけでなく打球感が柔らかいため、インパクトでグッと押していけると感じた。 一方で、厚いグリップで自らスピンをかけていく自分が使ってしまうと、スピン過多でボールが浅くなってしまうことも…。ただ、それは弾道を上げて、強く打つことにつながるため、デメリットにならず、むしろ武器になるだろう。




IMPRESSION 03 「ULTRA 100L V3.0」



ULTRA 100L V3.0  ¥32,000(税抜き)
フェイス面積: 100sq.inch  レングス: 27.0inch
Av.ウェイト: 280g   Av.バランス: 32.0cm  フレーム厚: 24.0mm–26.0mm–23.0mm
グリップ・サイズ: G1, G2  ストリング・パターン: 16×19  適正テンション: 50-60p





バランスが良いというのが第一印象。いい意味で、280gと思えない振り抜き感、パワーで、重いボールに対してもしっかり打ち返していける。一方で、軽い分、振り抜きがいいのでバウンド後にボールが走ることがわかる。実際、(川)のボールもバウンド後、さらに走る印象で打ちづらかった。重いボールには多少押される感じもあるが、このウェイトなら、多少疲れていてもしっかり振れるのでいいボールを返しやすいはず。バランスが良いと書いたが、かなりパフォーマンスは高いし、振りやすいので、草大会に出るような人も一度試してほしいモデルだ。







第一印象は、バランスの取れたラケットということ。というのも、私自身、体力が落ちつつあり、「ULTRA 100」でプレーを続けていると、少し重いなと感じてしまった。その観点からすると、このラケットなら疲れ知らずで、快適にプレーしていられる。
打球感やスピンも「ULTRA 100」から大きくダウングレードするわけでもなく、まさに、「ULTRA 100」をそのまま軽く、スイングしやすくさせたようなモデルだった。 「でも、軽くなったから力負けとかするのでは?」と思う方もいるだろう。だが、このシリーズは面安定性を高めており、少しのオフセンターでも安心して弾き返すことができる。これなら相手のレベルが上がっても力負けせずに対応できるし、自分からも攻撃できるようなパワーがある。
300gが重くなってきたという方は、ぜひ一度お試しを!




IMPRESSION 04 「ULTRA 100UL V3.0」



ULTRA 100UL V3.0  ¥32,000(税抜き)
フェイス面積: 100sq.inch  レングス: 27.0inch
Av.ウェイト: 260g   Av.バランス: 33.0cm  フレーム厚: 24.0mm–26.0mm–23.0mm
グリップ・サイズ: G1, G2  ストリング・パターン: 16×19  適正テンション: 50-60p





260gというと、特に男性だと打ちごたえがないかな?と思うかもしれない。それがそんなことがない。パワー過多というわけでなく、スイングなりに飛んでくれるし、取り回しがしやすいから苦しい体勢でもいいボールを返すことができる。とはいえ、重いラケットは苦手という人にオススメのモデルだろう。重いボールに対しては、多少押される部分を感じるが、しなりが抑えられているため、負けてしまう…というほどではない。軽いラケットなので、より振っていくことは可能。そうすれば、質の良いボールが打てる。







しっかりストリングがたわんでくれるため、嫌な弾き感もなく、ピューッとボールを飛ばすことができる。フレームがしっかりタイプなのに、これだけ柔らかい打球感を感じられたのは初めての経験だった。 また、このラケットの一番の魅力は、ボレーの安定性。270gという軽さにもかかわらず、強いボールに負けず返球することができた。そしてパワーもあるから、腕が伸び切った力を入れにくい場面でも、しっかりネットを超えてくれる。ネットプレーが本当に楽チンなラケット! ダブルスプレーヤーにとっては大きな味方になること間違いナシ!




IMPRESSION 05 「ULTRA 108 V3.0」



ULTRA 108 V3.0  ¥32,000(税抜き)
フェイス面積: 108sq.inch  レングス: 27.25inch
Av.ウェイト: 270g   Av.バランス: 33.5cm  フレーム厚: 26.0mm–27.5mm–25.0mm
グリップ・サイズ: G1, G2  ストリング・パターン: 16×18  適正テンション: 53-63p





久しぶりにラージサイズのラケットを打ったが、かつてとは全く違う印象だった。270gでバランスポイントは33.5mm、軽くしてトップヘビーにという作りなわけだが、こういったラケットは、弾きが良すぎてホールド感がないというのが普通。ところが、ULTRA 108 V3.0の場合、多少なりともボールを感じることができる。ある程度、非力な方やミドルエイジ以上向けを想定して作られたラケットなんだと思うが、打つ楽しみ、コントロールしやすさは、これまでのラージサイズにはないものだと思う。とりわけ、ボレーは当てやすいだけでなくコントロールもしやすかったので、ダブルス派でラージサイズを求める人にいいモデルである。







打ってすぐに感じたのが、これはただのオーバーサイズのラケットではないということ。フェイスサイズが上がると、打球感がぼやけてしまうのではないかと心配していたのだが、それが一切ない。柔らかすぎず、「ULTRA」の芯があるような味がしっかりある。 ストロークでは、びっくりするぐらい楽に打ててしまい、「すごい!」と思わず笑ってしまうほど。インパクトでしっかり面を作っていけると、ストロークもボレーも恐ろしく簡単にコートに収まってくれる。一方で、自分でボールの回転や弾道をしっかり操作したいという方が使うと、逆に飛びすぎたり、浅くなり、コントロール性を失ってしまうと感じた。




※この原稿はWilson Web Magazine powered by Tennis Classicで公開されたものです
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