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2021.06.12

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パブリチェンコワとクレチコワ、女子シングルス決勝を制するのはどっちだ!? 大会14日目の見どころ[全仏オープン]

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どちらが勝っても初優勝となる女子シングルス決勝

ついに全仏オープンも佳境を迎える。6月12日、大会14日目の注目はもちろん、第31シードのアナスタシア・パブリチェンコワ(ロシア/同32位)とバルボラ・クレチコワ(チェコ/同33位)の女子シングルス決勝(日本時間22時試合開始)だ。

【動画】パブリチェンコワ、クレチコワの準決勝ハイライトをチェック


パブリチェンコワは、3回戦で第3シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/同4位)を、4回戦で第15シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ/同16位)を、準々決勝で第21シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同22位)に勝利。準決勝に駒を進めると、タマラ・ジダンセク(スロベニア/同85位)に7-5、6-3で勝利。グランドスラム52大会目(本戦)にして初の決勝進出を果たした。

一方、前哨戦のWTA250ストラスブール大会で優勝したクレチコワは、今大会でも好調ぶりを披露。3回戦で第5シードのエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同6位)を、4回戦で元USオープン女王のスローン・スティーブンス(アメリカ/同59位)を、準々決勝で第24シードのコリ・ガウフ(アメリカ/同25位)を倒して準決勝に進出。すると第17シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同18位)と緊迫のフルセットを演じ、 7-5、4-6、9-7で勝利。シングルスとしてはキャリア初となるグランドスラム決勝の舞台へコマを進めた。ちなみにクレチコワは、女子ダブルスでも決勝進出を決めている(GS優勝は女子ダブルス、ミックスダブルスを含めて5勝)。

意外にも両者は初対決。安定感あるつなぎと強烈な切り返し、そして時には自ら攻撃的にショットを放つなどオールマイティーさがあるパブリチェンコワとスピンをかけた深いボールとダブルス巧者ならではのタッチプレーを見せるクレチコワ。どちらが勝っても初優勝、スザンヌ・ランラン・カップを掲げるのはどちらの選手になるだろうか?



パブリチェンコワ(写真右)とクレチコワ(写真左)による女子シングルス決勝に

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