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2021.06.29

選手情報

土居美咲、杉田祐一、日比野菜緒、内山靖崇、フェデラーが今晩登場。大会2日目の見どころ[ウィンブルドン]

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センターコート第2試合にはフェデラーが登場

6月29日、ウィンブルドン2日目には日本人4選手の試合が組まれた。
まずは、昨日、6-2、3-6、4-5となったところで日没サスペンデッドとなった土居美咲(ミキハウス/世界ランク83位)と予選勝者のクレア・リュー(アメリカ/同120位)の試合は、15番コートの第2試合で再開される。首の皮一枚というところで順延となった試合、逆転勝利を願いたい。

【画像】日本人4選手が登場!!ウィンブルドン2日目の試合予定表


その15番コートの第3試合では杉田祐一(三菱電機/同110位)がリシャール・ガスケ(フランス/同55位)と、第4試合で日比野菜緒(ブラス/85位)がベルナルダ・ペラ(アメリカ/同71位)と対戦。日本人選手の試合が続くだけに、見逃すことはできない。

そして4番コートの第4試合には、内山靖崇(積水化学工業/同116位)とカルロス・アルカラス(スペイン/同75位)の試合が組まれている。予選決勝で敗れたものの、ラッキールーザーで本戦入りを果たした内山。失うものはないだけに若き天才と呼び声も高いアルカラスを驚かせるようなプレーを見せたい。

そのほか、センターコートで大注目となるのは第2試合、第6シードのロジャー・フェデラー(スイス/同8位)とアドリアン・マナリノ(フランス/同41位)の試合。ウィンブルドン最多となる8度の優勝を記録、一昨年の大会でも決勝に進出しているフェデラーは、今シーズンの復帰後、今大会を“ゴールだ”公言してきた。
芝の前哨戦、ATP500ハレ大会では2回戦でフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)に敗退。「カムバックの難しさを感じた」と本心を語りながらも「全体的には、上手くいっていたと思う。もっと良くなる可能性がある」と前向きに語っていた。
どんな選手にとっても難しい大会初戦で、トリッキーなプレーを得意とするマナリノは簡単な相手ではない。どう攻略していくか、見ものである。

そのほか、センターコート第1試合では女子第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア/同1位)とカルラ・スアレス・ナバロ(スペイン/同138位)の試合が組まれている。昨年9月に悪性ガンのホジキンリンパ腫と診断され、半年間の化学療法と放射線治療を行った末にガンを克服。先日の全仏オープンで復帰を果たしたスアレス・ナバロは、今季で引退すると語っている。女王バーティに対して、どんな試合を見せるかは注目である。

また、1番コートの第1試合に第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)、第3試合にダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)が登場。そのほかのコートも注目試合が目白押しである。

大会2日目、天候に恵まれることを祈りながら観戦を楽しみたい。

■ウィンブルドン第2日目(6/29)日本人選手試合予定

【4番コート】
第4試合:内山靖崇(積水化学工業)×カルロス・アルカラス(スペイン)

【15番コート】
第2試合:土居美咲(ミキハウス)×クレア・リュー(アメリカ) 6-2、3-6、4-5から再開

第3試合:杉田祐一(三菱電機)×リシャール・ガスケ(フランス)

第4試合:日比野菜緒(ブラス)×ベルナルダ・ペラ(アメリカ)

【特集】ウィンブルドン2021の記事はこちら



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