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2021.06.29

選手情報

土居美咲、土壇場で追いつくも2日がかりの試合を制することができず初戦敗退[ウィンブルドン]

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土居美咲、5年ぶりのウィンブルドン初戦突破ならず

ウィンブルドン2日目、女子シングルス1回戦の土居美咲(ミキハウス/世界ランク83位)は、クレア・リュー(アメリカ/同120位)に6-2、3-6、7-9のフルセットで敗れ、2日がかりの試合を制することはできなかった。

【画像】ウィンブルドン女子シングルス組み合わせ(ドロー)

大会初日となった28日に試合が組まれた両者は、雨のため試合開始が大幅に遅れ、6-2、3-6、4-5のリューのサービング・フォー・ザ・マッチとなったところで日没サスペンデッドに。29日に試合が持ち越されていた。

土居は、持ち前のフォアハンドでテンポよく攻め込み第1セットを奪ったものの、第2セットではショットが浅くなり、リューに攻撃されてしまう。結局、2度のブレークを許し、セットカウント1-1となった。勝負のファイナルセット、土居は粘りのプレーを見せていたものの、第5ゲームでサービスゲームを破られてしまう。

4-5で日没サスペンデッドとなり、この日再開されたリューのサービスゲームで土居は、しっかりボールを捕らえ、ストロークで押し込むと、0-40としブレークに成功。土壇場で追いつくと、その後互いにサービスキープし、2ゲーム差がつくまで行われる6-6となった。だが、7-7でブレークを許した土居。直後のリューのサービスゲームをブレークできず、フルセットで敗れた。

2016年大会では、グランドスラムで唯一となるベスト16入りを果たしていた土居だが、5年ぶりに初戦突破することはできなかった。

勝利したリューは、2回戦で第18シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同20位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma