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2021.07.06

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コルダ、20歳の誕生日にフルセット負けも「信じられないほど幸せな時間だった」と語る[ウィンブルドン]

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3時間49分、最後は左足を引きずる中で戦ったコルダ

「最高の経験だった。テニスをやると決心して以来、私はいつもここウィンブルドンで誕生日を迎えることを夢見てきたんだ。ここで誕生日を迎えるなら、本当に良い週になるとね。今回、初めて(大会中に)誕生日を迎えられた。できれば、いい結果がよかったけど、それでも素晴らしい1日だったよ」
テニスの聖地で迎えた、セバスチャン・コルダ(アメリカ/世界ランク50位)20歳の誕生日は“最高”であり、ビタースイートなものとなった。

7月5日、男子シングルス4回戦が行われ、第25シードのカレン・カチャノフ(ロシア/世界ランク29位)は、コルダを3-6、6-4、6-3、5-7、10-8で下した。共に死力を尽くした3時間49分の激闘、第5セットはカチャノフが7ブレーク、コルダが6ブレークという展開となった。

【SNS】素晴らしいウィンブルドンデビューだったと綴ったコルダ


最終セット、左足を引きずるシーンもあったコルダは、「今大会、そして今日の戦いには満足しているよ。つまり一生懸命に戦った。何が起きたのかはわからないけど、共にキープできなかったね(笑) それでも、互いに勝負どころでいいプレーができたし、彼はすごかった」とコメント。第5セットでは、お尻に問題が起きたのだという。

敗れたものの、やり切ったという思いのほうが強いようで、記者会見ではコルダは、「信じられないほど幸せな時間だった。ウィンブルドンで初めてプレーし、2週目まで勝ち残った。今日のミスから学び、次回の4回戦に生かしたいね。今日は初めての5セットの試合をしたけど、これは新しい経験で学びの時間だった。こうやって大会で新しいことを学べているということが、今の私にとって最高の経験だよ」とポジティブなコメントを残している。

一方、2019年全仏以来となるキャリア2度目のグランドスラムでのベスト8進出を果たしたカチャノフは「今年はものすごく拮抗した試合がいくつもあったが、今日の勝利は私にとって最も重要な勝利の一つ。勝利できたということが何より重要だ。私はスーパーハッピーだよ」と喜びを語った。

カチャノフは続く準々決勝で、第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)と対戦する。

※ランキングは6月28日現在のもの

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