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2021.08.18

選手情報

チチパス、コロナワクチンについて「義務化された場合に接種する」と発言

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現状では接種する意向はないと語ったチチパス

8月16日、ステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク3位)は、新型コロナウイルスのワクチンについて、ツアーで義務化された場合には接種する意向を明かした。とはいえ、絶対に打たないといった考えではないようだ。

【動画】チチパスとズべレフ練習シーン(コートレベル)


現状、男子のATPツアーでは選手たちにワクチン接種を推奨している状況。このUSオープンシリーズ中の接種について、質問されるとチチパスは「現状、義務化とは言われてなかったからね。いずれは接種しなければならないと思っているが、これまでのところ必ずという状況ではなかったから接種してこなかった」と返答し、義務化となれば「もちろんやるよ」とした。

男子ツアーのテニス界の同ワクチンについては、今年1月の全豪オープンでノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)が“必須になってほしくない”と発言。一方で同じビッグ3のロジャー・フェデラー(スイス/同9位)は5月にファイザー製ワクチンを接種しており、ラファエル・ナダル(スペイン/同4位)も「この悪夢から抜け出す唯一の方法、我々はそれを受け入れる責任があると思う。副作用に苦しむ人がいることも承知しているが、陽性となった時のダメージのほうがもっと大きい」と選手のワクチン接種を推奨するといった状況になっている。

すでに野球(MLB)やバスケ(NBA)など主要スポーツでは観客を入れて試合を行っているアメリカだが、USオープンの予選はパンデミックのため、無観客で行う意向を表明している(現状、本戦は有観客で行う予定)。

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Photo by Takeo Tanuma