close

2021.08.28

選手情報

大坂なおみ、「今の自分に自信がある。1試合を大切にしたい」と意気込み[USオープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

大坂なおみ、「試合のリズムが必要。1試合1試合を大切にしたい」

8月27日、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、30日に開幕するUSオープンの記者会見に出席。「1試合1試合を大切にして、最終的にうまくいくといい」と、ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会の意気込みを語った。

【画像】USオープン女子シングルスドロー(組み合わせ)

昨年、ツアー再開後に行われたUSオープンでグランドスラム3度目の優勝を果たした大坂。今年で6度目の出場となる舞台へ再び戻って来れたことに、「とてもいい気分ね。ここに来るたび、前に優勝した時の思い出がある。でも、一番の思い出は、子供の頃に会場全体を走り回っていたこと。それがここでのプレーの良さにつながっているかどうかわからないけど、懐かしさがあるのは確かね」と語り、リラックスした表情を見せた。

一方で、大坂にも不安はある。東京オリンピック3回戦敗退から約3週間後に行われた今大会の前哨戦「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/WTA1000)では、攻守のバランスが取れず、残念ながら3回戦で敗退。この1ヵ月で試合数を重ねることができていない。大坂自身も「試合をこなせていないのはわかっているし、準々決勝に進めていないのも知っている」と口にした。

それでも、「自分のプレーには満足している。シンシナティではタフな試合を2度したし、相手はとてもいいプレーをしていた。そういう意味では、試合のリズムが必要なのかもしれない。今の自分には自信があるけど、すごいことをして見せると宣言しているわけではなく、1試合1試合を大切にしたいと思う。それで最終的にうまくいくといい」とコメント。焦ることなく、自分のプレーをしていくだけだと意気込んだ。

過去5度の出場で2度の優勝を誇る相性の良い大会で大坂はどのようなプレーを見せるのか。初戦で2020年全豪オープン1回戦で勝利している世界ランク86位のマリー・ボウズコワ(チェコ)と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録