close

2021.08.28

選手情報

国枝慎吾、上地結衣が力の差を見せつけてストレート勝ちで初戦突破[東京パラリンピック]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

世界トップの力を見せた国枝慎吾、上地結衣が快勝で初戦突破

8月28日、東京パラリンピックテニス競技2日目が行われ、男子シングルスの国枝慎吾(ユニクロ/世界ランク1位)、女子シングルスの上地結衣(三井住友銀行/女子世界ランク2位)の日本の両エースが、快勝で初戦を突破した。

【画像】日本勢10名が出場! 東京パラリンピック各種目ドロー(組み合わせ)

この日のセンターコート第1試合に登場したのは、24日の開会式で最終聖火者の一人を務めた上地。グランドスラムでシングルス、ダブルス合わせ通算24度の優勝を誇り、2012年ロンドン大会から3大会連続で出場。2016年リオデジャネイロ大会では、シングルスで銅メダルを獲得している。

第2シードで迎えた今大会の初戦、上地はマリア・フロレンシア・モレノ(アルゼンチン/同17位)と対戦。第1セットを6-0とわずか18分で先取すると、第2セットも開始から4ゲームを連取。一気にリードを広げ、モレノを寄せつけることなく、第2セットを6-1で奪って2回戦にコマを進めた。

続く第2試合には、グランドスラムで通算45度の優勝を果たし、世界ランク1位の国枝が登場。2004年のアテネ大会で齋田悟司(シグマクシス)と組んだダブルスで金メダルを獲得し、2008年北京大会、2012年ロンドン大会でシングルスで2連覇を達成。今大会で4つ目の金メダルに挑む。

2回戦から登場となった国枝の初戦の相手は、マレク・ゲルゲリー(スロバキア/同43位)。この試合、国枝は相手のリターンをドライブボレーやライジングなど、テンポの速い展開を見せてポイントを次々と獲得。ゲルゲリーにチャンスを与えることなく、サービスキープを続ける。また、リターンゲームでも積極的に左右に打ち分けて相手を圧倒。6-0、6-1のストレート勝利を収め、3回戦進出を果たした。

なお、前日までに行われた男子シングルスの眞田卓(凸版印刷/同9位)、三木拓也(トヨタ自動車/同12位)、荒井大輔(BNPパリバ/同19位)が、2回戦進出を決めている。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録