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2021.08.31

選手情報

大坂なおみ、大会2連覇へ好発進! 世界87位にストレートで勝利し2回戦進出[USオープン]

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前年覇者、大坂なおみは世界87位にストレート勝利で2回戦進出

8月30日、今年最後のグランドスラムとなるUSオープン大会初日を迎え、第3シードの大坂なおみ(日清食品/世界ランク3位)が登場。マリー・ボウズコワ(チェコ/同87位)を6-4、6-1のストレートで下し、初戦突破を果たした。

【画像】USオープン女子シングルスドロー(組み合わせ)

6年連続6度目のUSオープン出場を果たした大坂。2年連続3度目のUSオープン制覇に向け、ディフェンディングチャンピオンとして出席した大会前の記者会見で、「今の自分には自信がある。すごいことをして見せると宣言しているわけではなく、1試合1試合を大切にしたいと思う。それで最終的にうまくいくといい」とコメント。焦ることなく、自分のプレーをしていくだけだと今大会にかける意気込みを語っていた。

この日の対戦相手、ボウズコワは2014年のUSオープンジュニアのチャンピオン。だが、プロになってから同大会で勝利がない。直接対決では、大坂が1勝0敗で勝ち越し。2020年の全豪オープン1回戦で対戦し、6-2、6-4のストレートで勝利している。

大勢の観客に迎えられ入場した大坂は、第1セット、相手に1ポイントも与えずサービスゲームキープし、幸先よく試合をスタートさせる。第3ゲームでは、アンフォーストエラーが続いてしまい0-40とされるも、そこから守りに入らず、攻め抜いた大坂が最初のピンチを切り抜けた。その後、ボウズコワのミスのない安定したプレーに苦戦した大坂だが、互いにサービスキープをした5-4の第10ゲームで、2度目のセットポイントをものにし、6-4で第1セットを奪った。

これで勢いが出た大坂は、続く第2セット第2ゲームでブレークに成功すると、第4ゲームでもボウズコワのサービスゲームを破り、そのままブレークを許さずストレートで勝利を収めた。

2回戦で大坂は、オルガ・ダニロビッチ(セルビア/同145位)と対戦する。両者は初対戦である。

今大会を主催するUSTA(全米テニス協会)は、会場であるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターに入場するために、新型コロナウイルスの予防接種証明を義務付けることを発表。12歳以上の入場者に対し、少なくとも1回接種していることを証明する必要があるとしている。

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