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2021.11.02

選手情報

全豪オープンのワクチン問題にペールが本音。非接種選手がプレーしないのは「僕にとって好都合」

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カレーニョ・ブスタ戦後、全豪ワクチン問題について持論を語ったペール

現地11月1日、「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)に出場中のブノワ・ペール(フランス/世界ランク47位)は、全豪オープンのワクチン問題について「接種しない選手のことは気にしていない。その選手たちがいないのは、私にとって好都合」とペール節を語った。

【動画】ペールの股抜きショット&カレーニョ・ブスタのノールックウィナー

この日、第12シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同12位)との男子シングルス1回戦に臨み、3-6、4-6で敗れたペールは、試合後の記者会見で全豪オープンのワクチン問題について「ワクチンを接種さえしていえれば、メルボルンではもう隔離されない。接種していない選手のことは、気にしていないよ。彼らがプレーしないということは、僕にとって好都合だしね。来年は素晴らしいシーズンにしたいと思っている。ワクチン接種に消極的な選手がいるならば、その人はヨーロッパに留まるべき。オーストラリアに行くためには、ワクチンが必要だし、私はすでにワクチンを接種している。だから、プレーできることを楽しみにしているよ」と語った。

現在、全豪オープンの開催地のメルボルンがあるビクトリア州は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、出場選手に対してワクチン接種を求めている。それに対して、世界ランク1位のジョコビッチはセルビアの地元紙に対して「予防接種を受けたかどうか、自分の情報を明らかにするつもりはない。これはプライベートな問題であり、不適切な問い合わせだ」と発言。これに対し、オーストラリア政府の大臣やビクトリア州首相などが、ジョコビッチを牽制するコメントを出したりなど話題となっている。

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