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2021.12.06

選手情報

ロシアテニス連盟が3度目の優勝、メドベデフ「キャリアの中でも最高の数週間を過ごすことができた」[デビスカップ by Rakuten ファイナルズ]

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メドベデフ、ルブレフが勝利し、ダブルスに持ちこませず

現地12月5日、スペイン・マドリードで行われた男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」決勝、ロシアテニス連盟は2勝0敗でクロアチアを下し、2006年大会となる3度目の優勝を果たした。

【動画】ロシアテニス連盟がトロフィーを掲げるシーンをチェック

【写真】「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」決勝写真館(写真9点)


今ファイナルズ、ロシアテニス連盟はグループラウンドでスペイン、エクアドルに勝利して決勝トーナメントに進出。準々決勝でスウェーデンを、準決勝でドイツを下して決勝に進出。対するクロアチアは、グループラウンドでオーストラリア、ハンガリーを下して決勝トーナメントに進出。準々決勝でカザフスタンを下すと、準決勝では世界No.1のノバク・ジョコビッチ率いるセルビアを下して決勝に到達となった。

第1試合は、アンドレイ・ルブレフ(ロシアテニス連盟/世界ランク5位)とボルナ・ゴジョ(クロアチア/同243位)。オーストラリア戦ではアレクセイ・ポピュリン(同61位)を、イタリア戦では、ロレンツォ・ソネゴ(同27位)を、セルビア戦ではドゥサン・ラヨビッチ(同33位)を倒すなど、勢いに乗るゴジョ。ルブレフに対して、なんとか粘っていくものの、コースを的確に狙ってくるルブレフに先に第7ゲームでブレークを許し、4-6でセットを落とす。

第2セットは互いに譲らず、キープ合戦が続いてタイブレークへ。一時、ゴジョが5-4とリードするシーンもあったが、ルブレフはここから3本連続でポイント。7-6(5)で締めて、まずロシアテニス連盟が1勝を挙げる。

続く第2試合はダニール・メドベデフ(ロシアテニス連盟/同2位)とマリン・チリッチ(クロアチア/同30位)のエース対決に。今年のウィンブルドンではフルセットの激闘を繰り広げている両者。第1セットは、互いに1本ずつブレークチャンスを握るが、取りきれず。タイブレークへ。3本ずつミニブレークを奪って7オールとすると、ここでメドベデフがサービスポイントで8-7に。続くポイントでロングラリーの末にチリッチにミスが出て7-6(7)でメドベデフが先取する。

第2セット第3ゲーム、メドベデフは、コート深くにショットを入れていくと、チリッチにミスが出てブレークに成功。そのままリードを保つと5-2で迎えたチリッチのサービスゲームで2度目のブレークを奪って6-2。ロシアテニス連盟が2勝0敗でクロアチアを制して優勝を果たした。ロシアテニス連盟は、今年1月のATPカップでも優勝を果たしている。

今回のファイナル、5戦全勝と大活躍だったメドベデフは、「素晴らしい気分だよ。でも、自分のことよりも、チームのために喜んでいるんだ。私には素晴らしいメンバーがいて、素晴らしい雰囲気の中で戦うことができた。チームに貢献できたことがうれしいよ。シーズンの終わりに、ファイナルで戦うことは、決して簡単なことではないけれど、私のキャリアの中でも最高の数週間を過ごすことができた」と貢献できたことが何よりうれしいと喜んだ。

また、敗れたチリッチは「素晴らしい試合だったと思う。第1セットを落としたことが、本当に残念だった。ダブルスにつなぐための1勝ができなかったことが悔やまれる」とマテ・パビッチ(同ダブルス1位)、ニコラ・メクティッチ(同ダブルス2位)の世界No.1コンビに、つなぎたかったと語っている。

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