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2022.01.13

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本玉真唯が世界201位を圧倒。2度目の挑戦でグランドスラム本戦に王手[全豪オープン予選]

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本玉真唯、初のグランドスラム本戦にあと1勝

1月13日、今年最初のグランドスラムである全豪オープンの予選4日目、男女2回戦が行われ、予選第28シードの本玉真唯(島津製作所/同149位)は、リャン・エンシュオ(台湾/同201位)に6-0、6-4で勝利。初のグランドスラム本戦出場に王手をかけた。

【画像】本玉真唯、全豪オープン予選2回戦スタッツ

【画像】日本人選手3名が登場! 「全豪オープン」予選決勝 1月14日の試合予定

昨年9月に行われたWTA250シカゴ大会でツアー初出場にしてベスト8入りを果たした本玉。昨年のUSオープンに続いて、グランドスラム2度目挑戦となった。

この日の試合、本玉は第1セット序盤から快調に飛ばすと、相手のミスもあり、1ゲームも与えず6-0で先取する。続く第2セット4ゲームでは、ラブゲームでブレークを許してしまったが、次ゲームですぐにブレークバックに成功。第6ゲームのピンチを踏ん張ると、第7ゲームで再びサービスゲームを破ってリードを奪い、そのまま勝利をもぎ取った。

試合後、本玉は「いつも最初は緊張するんですけど、今日は出だしも良くて、6-0で取れた。第2セットの1-3となったところは、気持ち的に引いて受け身になってしまった。でも、そこで気持ちが折れなかったので、すぐにブレークバックして、さらにブレークできたのが良かった」とコメント。

予選決勝で本玉は、前哨戦「メルボルン・サマー・セット1」で、逆転負けを喫している予選第13シードのジェン・チンウェン(中国/同111位)と対戦。「相手は、フラットというよりもスピンがかかって打ちづらいボールを打ってくる。先週の試合は逆転で負けたけど、第1セットは緩急をうまくつけられて、相手のミスを誘えていたので、明日は一本調子に相手に打たせるのではなくて、スライスやループボールを使って、相手のペースを乱して行けたらなと思っています」と、初のグランドスラム本戦に向けて意気込みを語った。

今大会予選は、10日から14日まで行われ、3試合を勝ち抜くと本戦に出場することができる。

<日本人女子予選2回戦の試合結果>
○本玉真唯(島津製作所/同149位)[28] 6-0 6-4 ●リャン・エンシュオ(台湾/同201位)

※ランキングは1月10日付のもの、[]内はシード数、WC=ワイルドカード(主催者推薦)

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma