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2022.01.15

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大坂なおみ「準備はとても順調」とコメント。一方で前年覇者として重圧もあると明かす[全豪オープン]

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ケガの状態は“大会には間に合うと思っている”と語った大坂

1月15日、前年覇者の大坂なおみ(フリー/世界ランク14位)が全豪オープンの記者会見に臨み、大会に向けて「準備はとても順調です。またロッド・レーバー(センターコート)でプレーできるということで本当にうれしく思っています」と語った。

【動画】ドローの質問について大坂なおみが「お願い、言わないで(笑)」と語ったシーン

【動画】全豪OPが大坂なおみのインタビューを公開


前週、「メルボルン・サマー・セット1」(オーストラリア・メルボルン/WTA250)準決勝棄権の原因となったケガについて聞かれると、「私は治りがとても早いので。今はできる限りのことをやっています。ただ、アスリートは常に何か不調を抱えているもの。常に完璧でいることはできないと意識しています」「このケガは前に4、5回経験しているので、どんな感じなのか、今どんな状態なのか、その深刻さはわかっているつもり。大会には間に合うと思っています」と全豪出場に問題はないと語っている。

そして、ある記者がドロー(組み合わせ)について質問しようとすると、それを遮って「お願い、言わないで(笑) 私はドローを見ないタイプなの、対戦相手のことしか見ないのです。先のことは言わないでね。ただ1回戦を突破することだけを考えています」と、まずは初戦で戦うカミラ・オソリオ(コロンビア/同53位)に勝利することに専念していると明かした。

今大会、大坂がベスト8に進出するためには、(シード選手が順調に勝ち上がったら)ベリンダ・ベンチッチ(スイス/同23位)とアシュリー・バーティ(オーストラリア/同1位)に連勝しなければならないドローとなっている。

また、ディフェンディング・チャンピオンという肩書きについても質問が及ぶ。すると、「3回ほどディフェンディング・チャンピオンとして大会を迎えたことがありますが、守れたことがないのです。プレッシャーもあるし、そのことを考えることが多くなりましたね。ただ私にとって、この大会ではいいプレーをしたいだけ。いいプレーができれば、いい結果がきっと得られると思う。もし負けたとしても、それはそれで勉強になるし、練習を続けて、そこから進化していければいいと思っています。今は、ディフェンディング・チャンピオンという肩書きがあることに少し緊張しています」と少なからずプレッシャーがあると語った。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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