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2022.01.17

選手情報

大坂なおみ初戦ストレート勝ち、オソリオの揺さぶりにうまく対処 [全豪オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

難しい局面、大坂は我慢強くプレーして勝利

1月17日、全豪オープン初日、女子シングルス1回戦。前回女王の大坂なおみ(フリー/世界ランク14位)は、カミラ・オソリオ(コロンビア/同50位)と対戦。オソリオのショットがよくなり、第1セット終盤から難しい局面も迎えたが我慢強くプレーし、6-3、6-3で勝利し、2回戦進出を決めた。

【動画】大坂なおみ1回戦勝利の瞬間

【動画】自身の名前にタッチしてから入場する大坂

大会前の会見では、「新しい選手と対戦し、ニューフェイスを見ることができるというのは、本当にワクワクする。新鮮な気分」「1回戦を突破することだけを考えています」と語っていた大坂。

まず、サービスゲームをラブゲームでキープすると続く第2ゲーム、ベースライン近くにポジションし、アップテンポなラリーでオソリオにチャンスを与えず、いきなりブレークに成功。続くゲームも、1ポイントしか与えず、キープして3-0とする。

オソリオは、低く短いショットを使って大坂の強打を封じ込めようとするが、大坂のショットの威力に押され、反撃の糸口が見いだせない。ストロークのネット、オーバーなど、時折ミスが出る大坂だが、集中力を途切らせることなくプレーして5-0とする。

しかし、第6ゲーム、サービスキープするとオソリオのプレーが勢いづく。続くサービスゲーム、大坂のショットミスも出てブレークすると、続くゲームもキープして3ゲーム連取。
さらに5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セット、大坂が中に入ってのショットをオーバーすると、オソリオのリターンエースも飛び出して15-40と再びピンチを迎える。ここで強気のショットでデュースとすると、サービスポイント2つを決めて6-3 でセットを先取する。このセット、スタートダッシュを決めた大坂は12本のウィナーを記録しているが、終盤ミスが増えて、アンフォーストエラーは13本(オソリオ8本)となっている。 

緊張が解けてきたオソリオは第2セット開始から、攻撃的なプレーを展開。大坂と互角のラリーを展開していく。

そのプレッシャーの中、第2ゲーム、大坂はファーストサーブが入らず。2度ブレークポイントを握られるが、なんとかキープに成功。チャンスを物にできなかったオソリオは、第3ゲーム、3本連続でダブルフォールト。ここで大坂は着実にブレークに成功する。

オソリオはスピンの効いたボールをコート深くに打ち、大坂はフラット性の速く低いショットを打ち込む。見どころあるラリーが多くなり、互いにキープが続く。

5-3で迎えた第9ゲーム、見事なリターンエースも飛び出した大坂。ここでブレークに成功し、6-3。初戦をストレート勝ちした。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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