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2022.01.27

選手情報

バーティ、1978年以来の地元勢優勝に王手! キーズの強打を苦にせずストレート勝ちで決勝進出[全豪オープン]

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バーティが盤石の戦いぶりで地元優勝に王手

1月27日、全豪オープン11日目、女子シングルス準決勝が行われ、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア/世界ランク1位)は、マディソン・キーズ(アメリカ/同51位)と対戦。6-1、6-3のストレートで下し、全豪オープンで初めて決勝に進出。1978年のクリス・オニール以来の地元勢によるタイトル獲得へあと1勝とした。

【動画】バーティ、キーズのドロップショットに素早く反応しウィナー&準決勝マッチハイライト!

昨年のウィンブルドンでグランドスラム2勝目を挙げたバーティ。今大会は、4回戦のアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同60位)との試合で、前哨戦から続けていた連続サービスキープが63でストップしたものの、圧倒的な力を見せつけ1セットも落とさず4強入り。5試合のプレー時間は、わずか5時間4分となっている。

対するキーズは、前哨戦「アデレード国際2」(オーストラリア・アデレード/WTA250)で、約2年5ヵ月ぶりにツアー優勝。準決勝まで第4シードのバルボラ・クレチコワ(チェコ/同4位)など3人のシード勢を撃破して、グランドスラムでは2018年USオープン以来、全豪オープンでは7年ぶり2度目のベスト4入りを果たしていた。

強打が持ち味のキーズにどのような対応を見せるかが注目されたが、世界1位にとっては問題ではなかった。キーズは、高い打点で打てるチャンスボールを引き出すショットを放つも、バーティのスライスでラリーを組み立て直さなければならず、そこで力が入ってしまいミスが増加。バーティが6-1で第1セットを先取する。

続く第2セットではアンフォーストエラーを減らし、チャンスを手にしたキーズだったが、ブレークするには至らず。バーティが終始試合の流れをつかんだまま第6ゲームのリードを守り切り、オーストラリア人としては1980年以来となる決勝進出を果たした。

決勝でバーティは、第7シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/同9位)と第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ/同30位)の勝者と対戦する。

※ランキングは1月17日付のもの



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma