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2022.02.01

選手情報

元世界No.1マレーが、デ・ウィットコーチのトライアル期間を延長せず。新コーチを探し始めたと報道

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12月から試用を始めたコーチ、デ・ウィットとの契約を延長せず

現地1月31日、イギリス「ザ・テレグラフ」など複数報道機関は、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク102位)が、トライアル中だったドイツ人コーチ、ヤン・デ・ウィット氏との契約を終了し、新たなコーチを探しはじめていると伝えた。

【動画】ダニエル太郎vs.マレー全豪2回戦ハイライトをチェック

マレーは、昨シーズン終了後に長年コーチを務めてきたジェイミー・デルガド氏[今季からデニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)のコーチを務めている]とコンビを解消。12月から伊藤竜馬(橋本総業HD/同320位)やガエル・モンフィス(フランス/同16位)、ニコロズ・バシラシビリ(ジョージア/同21位)、ジル・シモン(フランス/同130位)らをコーチングした経歴を持つデ・ウィット氏との試用をスタートさせた。

12月中旬のアラブ首長国連邦でのエキジビション、1月のATP250メルボルン大会、ATP250シドニー大会、そして全豪オープンと4つのイベントを共に過ごしたが、目ぼしい成績はシドニー大会の準優勝のみ。全豪オープンでは2回戦でダニエル太郎(エイブル/同114位)にストレート負けを喫すると、「今年はいろいろな意味でとても重要な年なんだ。大きな大会でいい結果を出したいと思っている。グランドスラムの2回戦に進出しても、特にモチベーションが上がるようなことはない。もっといい成績を残したいんだ。今年の成績とビッグイベントでのパフォーマンス次第だ」と状況によっては、コートを後にする可能性もあると語っている。

「コーチの決断は私にとって重要なもの。いつまでプレーできるかわからないから、キャリアの最後の期間を一緒に過ごす人が、正しい人であることを確認したいんだ」とコーチ選びを慎重に行いたいと語っていたマレー。次の大会は2月14日からのATP250ドーハ大会、2月21日からのATP500ドバイ大会に出場すると明かしている。新たなコーチと現れるのか、それともコーチなしとなるのか。まずはドーハ大会に注目である。

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Photo by Takeo Tanuma