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2022.03.08

選手情報

マレーとレンドル、GS3冠&世界No.1を成し遂げた黄金コンビが再結成。期間は数ヵ月になる模様

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GS3冠&世界No.1を成し遂げた黄金コンビが再結成

元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク88位)が、かつてともに戦ったイワン・レンドルと3度目のタッグを組む。期間は数ヵ月になる予定だという。レンドルは現役時代、グランドスラムを8度制覇、世界ランク1位(当時歴代2位の157週在位)を達成しているレジェンドだ。

【動画】レンドルの現役時代のスーパーショット集をチェック

レンドルは2012年にマレーのコーチに就任。同年、マレーはロンドン五輪で金メダルを獲得すると、USオープンでグランドスラム初優勝。翌2013年にはウィンブルドンで、イギリス人として1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりとなる優勝を果たす。2014年3月に一度コンビを解消するが、2016年6月から再び師弟関係になると、同年2度目のウィンブルドンで3度目のグランドスラム制覇を達成し、さらに世界ランク1位にもなっている。その後、股関節の故障もあり、2018年シーズンまで共に戦ってコンビを解消。今回は、約4年ぶり3度目のコンビ結成となるわけだ。

ATP500ドバイ大会では、すでに何人かのコーチと話をしており、マイアミの後に予定していると語っていたマレー。週の多くを共に過ごし、短期的にはグラスコート・シーズンまで手伝ってくれる人が必要だとしていたが、その予定が早まったようだ。

マレーは、昨シーズン終了後に長年コーチを務めてきたジェイミー・デルガド氏[今季からデニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)のコーチを務めている]とコンビを解消。12月から伊藤竜馬(橋本総業HD/同320位)やガエル・モンフィス(フランス/同16位)、ニコロズ・バシラシビリ(ジョージア/同21位)、ジル・シモン(フランス/同130位)らをコーチングした経歴を持つヤン・デ・ウィット氏との試用期間をスタートさせたが、全豪オープン後に解消。その後、ケガでリハビリ中だったスタン・ワウリンカ(スイス/同233位)のコーチ、ダニエル・バルベルドゥ氏が一時的にコーチを務めていた。

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写真=田沼武男