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2022.04.21

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スペイン人選手が、マドリード大会での主催者推薦の選定に意見「すべてにおいて商業的利益が優先されている」

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写真提供:ゲッティ イメージズ

「スペイン人選手として、意見を述べずにはいられなくなった」

4月21日、元世界ランク7位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン/同121位)ら複数のスペイン人選手が、5月1日〜5月8日に開催されるATPマスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/クレー)のワイルドカード(主催者推薦)選考についてSNSで意見を公開。スペイン人選手へのサポートが少なく「驚きであると同時に非常にフラストレーションが溜まる」「すべてにおいて商業的利益が優先されている」と疑問符を付けた。

【SNS】スペイン人選手の意見がこちら

ベルダスコは、まずワイルドカードのリストをまず投稿(男子は正式発表されていない)。男子の本戦ワイルドカードは、アンディ・マレー(イギリス/同83位)、カルロス・ヒメノ・バレロ(スペイン/同363位)、ルカ・プイユ(フランス/同157位)、ジャック・ドレイパー(イギリス/同124位)の4名が受け取ることになっている。スペイン人選手としては、ヒメノ・バレロのみがワイルドカードを得て、女子選手ではゼロ。予選ワイルドカードでは男子3名、女子で1名入っている。

続いて投稿された意見書では、まず「スペイン人選手として、意見を述べずにはいられなくなった。これはスペイン最大のテニスイベントだ。その大会の本戦ワイルドカードを、スペイン人にほとんど渡さないというのは、驚きであると同時に非常にフラストレーションが溜まる。主催者や大会のオーナーが、(今回の)ワイルドカードの選択基準について理にかなっていると思ったことが理解できない」と不満を表明。

続けて「(ワイルドカードの)いくつかが独自の判断で与えられることは我々も理解している。しかし、そのすべてにおいて商業的利益が優先されている。これは今回に始まった話ではない。ワイルドカードを受け取りたいのに無視された選手がたくさんいるんだ。同じカテゴリーの大会を見ると、地元選手へのサポートは非常に厚いものがある。例えば、マドリードの翌週のローマ大会は、最初のワイルドカード5枚について発表していて、全員がイタリア人選手だ」と実例を紹介して、もっと地元選手へのサポートを厚くすべきだと語っている。

さらに「私たちは、市議会、ムトゥア・マドリレーナ(スペイン最大の保険会社)、スペインの企業、スポーツ連盟、国内の観客の皆さんが、スペインのテニスを支援したい、我々のスポーツを助けたい、できるだけ多くのスペイン選手の姿を見たいという意図でこの大会に投資しているのだと確信している。だからこそ、我々の失望を共有してもらえると思うし、それを表明してほしいと願っている。自国でプレーできない悲しみを伝え、この機会を奪っている状況を知ってもらうことがとても重要だと思った」と意見に同意する人は、表明してほしいとしている。

この投稿を受けて、パウラ・バドサ(スペイン/女子同3位)は、SNSに「スペインのテニス界にとって、これは非常に悲しいこと。1年前、私はワイルドカードをもらって出場し、キャリアの中でも最高のトーナメントを経験した(ベスト4)。ワイルドカードのおかげで忘れられない大会になったの。誰にとっても大きなチャンスになる大会なのに残念…。テニスプレーヤーが成長し続けるための機会を与えなければ…」と意見に賛同すると投稿している。


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