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2022.04.28

選手情報

大坂なおみ、“クレーキング”ナダルのプレーを参考に試行錯誤「彼のプレーを盗んで最近練習している」[マドリード・オープン]

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大坂なおみ、1回戦でクレーコート9連勝中のポタポワと対戦

現地4月27日、「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)に出場する大坂なおみ(フリー/世界ランク36位)が、大会前の会見に出席。大坂が“クレーキング”ラファエル・ナダル(スペイン/男子世界ランク4位)のプレーを参考にしているとWTAが公式サイトで伝えた。

【画像】大坂なおみが出場!「ムチュア・マドリード・オープン」女子シングルス組み合わせ

同大会の本戦に過去3度の出場している大坂は、2019年に準々決勝に進出。クレーコート大会での最高成績は、2019年の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト/WTA500)でのベスト4だが、ツアー通算で見ると20勝15敗と大坂にとっては苦手としているサーフェスでもある。

だが、大坂は「実はいくつか変えたことがあるの。プレーすればわかると思うわ。サプライズを台無しにしたくないけど、クレーコートでのプレーを想定していくつか変更したことがある」と苦手克服に向けて取り組んだことがあるとコメント。

その一つとして参考にしているというのが、クレーコートでのキャリア通算成績464勝43敗の勝率9割越え、全仏オープンを13度制している“クレー・キング”ナダルのプレーだと言う。

「彼(ナダル)がやっていたことの一つを盗んで、最近練習している。本当にうまくいくかどうか。でも、やっているうちに徐々にできるようになってきた」と、クレーコートで戦うために試行錯誤しているようだ。

クレーコート・シーズンでの目標については、「1試合1試合を大切にしたい。もちろん試合に勝って全仏オープンに繋げたいし、ここかローマのどちらかで準決勝に行って、できれば勝ちたい。でも、まずは小さな目標を立てようと思う」と語った。

大坂は初戦でアナスタシア・ポタポワ(同78位)と対戦。ランキングこそ格下だが、前週のクレーコート大会で予選から戦い、ツアー初優勝を果たすと、今大会の予選も勝ち抜き、クレーコート大会で9連勝中と勢いに乗っている相手である。タフな相手に対し、大坂はどのようなプレーを見せてくれるだろうか。

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