Photo by Getty Images
ワウリンカ、仲間としてスイステニスを牽引したフェデラーの引退にメッセージ
9月15日、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス/世界ランク284位)は、共に国別対抗戦「デビスカップ」やオリンピックで仲間として戦ってきたロジャー・フェデラー(スイス)の引退に、自身のSNSを通じて「あなたがいないテニスは、決してこれまでと同じものではない」と綴った。
【動画】フェデラーの偉大な足跡を数字で振り返る&驚愕のプレー集
今回、フェデラーの引退発表を受け、ワウリンカは北京五輪で金メダルを獲得した時の写真を投稿するとともに、「僕の友人で何年にもわたって僕のためにしてくれたことすべてに感謝したい。あなたとコートを共有できたことは本当に光栄なことだったし、何より同じチームになれたことはさらに特別なことだった!」とライバル、そして国別対抗戦やオリンピックでは仲間として共にコートで戦ってきた盟友に感謝。
「コート上でも外でも、すべての思い出に永遠に感謝する。あなたがいないテニスは、決してこれまでと同じものじゃない。素敵な家族と次の章を楽しんで」とこれからの人生を楽しんでほしいと綴った。
今年37歳を迎えたワウリンカは、2014年に全豪オープンを制すと2015年に全仏オープン、2016年にUSオープンを制し、3度のグランドスラム制覇を成し遂げ、自己最高ランキングは世界ランク3位を記録。2003年ウィンブルドンでフェデラーが優勝して以降、“BIG4”が活躍した時代で複数回グランドスラムを制した唯一の選手だ。
スイス代表としても2008年北京五輪の男子ダブルスで4歳年上のフェデラーとペアを組んで金メダルを獲得。さらに、2014年のデビスカップでは、2人の活躍でスイスに初優勝をもたらし、スイステニス界を盛り上げてきた。
両者の対戦成績は、フェデラーの23勝3敗。ワウリンカが勝利したのはいずれもクレーコートでの戦いで、ハードコートと芝コートでは勝利を挙げることができなかった。最後の対戦は、2019年6月の全仏オープン準々決勝で、フェデラーが7-6(4)、4-6、7-6(5)、6-4で勝利している。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
2024.03.20
錦織圭、8ヵ月ぶりの復帰戦に「意外と穏やか」。新コーチは「得意な部分を伸ばしてくれる」
2024.02.26
錦織圭らを指導した米沢徹コーチに聞く「トップにいく選手に共通すること」【前編】
2024.03.14
[奥脇莉音のプロ奮闘記(28)]日本リーグファイナルステージで3位に。個人では優秀選手賞を受賞「価値、意味のある5ヵ月間でした!」
2024.03.15
BJK杯日本代表メンバーに大坂なおみが4年2か月ぶりに選出。4月にカザフスタンと対戦
2024.03.18
アルカラスが2連覇を達成! ウィンブルドン以来、ツアー通算13勝目[BNPパリバ・オープン]
2024.03.18
シフィオンテク、失セット0の完全優勝。決勝で世界9位サッカリーに完勝「すごくうれしい」[BNPパリバ・オープン]
2024.03.06
ハレプ、資格停止処分の軽減に「この上ない喜び」。1年半の困難な道のりも「クリーンなアスリートだという揺るぎない信念に支えられた」
2022.09.16
ナダル、史上最大のライバルであり友人のフェデラー引退に「この日が来なければよかったのに」
2022.09.16
フェデラー引退声明全文、「私は地球上で最も幸運な人間の一人だ」
2022.09.15
フェデラー引退を発表「私は自分の競技人生に終止符を打つ時を認識しなければならない」
2022.07.04
フェデラーがセンターコート100周年イベントに出席「もう1度、ここに戻ってくることができたらと思っている。この場所が恋しいよ」[ウィンブルドン]
2022.06.08
盟友フェデラーから祝福があったと全仏V14のナダルが明かす「優勝後、お祝いのメッセージを送ってくれたんだ」
2022.09.16
ナダル、史上最大のライバルであり友人のフェデラー引退に「この日が来なければよかったのに」
2022.09.16
フェデラー引退声明全文、「私は地球上で最も幸運な人間の一人だ」
2022.09.15
フェデラー引退を発表「私は自分の競技人生に終止符を打つ時を認識しなければならない」
2022.07.04
フェデラーがセンターコート100周年イベントに出席「もう1度、ここに戻ってくることができたらと思っている。この場所が恋しいよ」[ウィンブルドン]
2022.06.08
盟友フェデラーから祝福があったと全仏V14のナダルが明かす「優勝後、お祝いのメッセージを送ってくれたんだ」