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2022.10.21

選手情報

西岡良仁、世界36位コルダに完敗。今季3度目のツアー4強入りならず[ヨーロピアン・オープン]

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西岡良仁、一度もブレークポイント握れずストレートで敗戦

10月21日、「ヨーロピアン・オープン」(ベルギー・アントワープ/ATP250)シングルス準々決勝が行われ、第8シードの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク39位)は、セバスチャン・コルダ(アメリカ/同36位)に0-6、2-6で敗れ、今季3度目のツアー4強入りとはならなかった。

【動画】西岡良仁、コルダに2ゲームしか奪えず完敗 試合終了の瞬間

今大会、1回戦で昨年の全仏オープンジュニアチャンピオンで予選勝者のルカ・バン・アッシュ(フランス/同241位)を2時間49分の激闘の末に5-7、6-2、7-6(1)の逆転で下した西岡は、2回戦でジャウメ・ムナール(スペイン/同55位)を6-1、7-6(3)と快勝。今季4度目のツアー8強入りを果たした。

準々決勝の相手は、前週のATP250ヒホン大会で準優勝のコルダ。唯一の直接対決となった昨年5月のATP250パルマ大会準々決勝では、3-6、3-6で敗れている。

第1セット第2ゲームで先にブレークを許した西岡は、その後もボールの高低を使った揺さぶりや正確なバックハンドのダウン・ザ・ラインなど見せる。だが、動きが冴えず一気に6ゲームを奪われ、わずか24分で第1セットを落とす。

なんとか盛り返したい西岡は、第2セット第2ゲームでこの試合最初のサービスキープ。スピンをかけた高い弾道のショットでリズムを崩しにかかる。しかし、体重を乗せて鋭いショットを放つコルダ。第6ゲームでブレークを許した西岡は、第8ゲームも落として一度もブレークポイントを握ることなく2-6と、ストレートで敗戦。今季3度目のツアー4強入りとはならなかった。試合時間は52分だった。

勝利したコルダは、準決勝で第1シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同11位)と元世界ランク3位のドミニク・ティエム(オーストリア/同132位)の勝者と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma