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2020.07.29

ギア情報

プリンス ビースト98 漆黒の野獣、降臨  魅惑の打球を打て!

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安易な作りにはしない!
プリンスが仕上げたビースト98<漆黒の野獣>

赤き野獣」に続くは「漆黒の野獣」だ。

2019年秋、リリースされた“赤き野獣”こと新「BEAST(ビースト)」は、大きな話題となったことは記憶に新しい。
薄い・軽い・強い――安易にスロートを太くすることなく剛性アップを図り、プリンスだから使用できる“奇跡の素材”を使用した先端テクノロジーでフェイス上部でのパワーを演出。それは、面ブレ3割減、未体験の球持ち感、そしてスピード感という従来にない画期的なモデルだった。ひょっとすると、テクノロジーはもちろん、その赤いコスメに惚れたという人もいるかもしれない。そのデザイン面も含めて、“赤き野獣”は、黄金スペックの新たな方向性を示したモデルと言える。その“赤き野獣”に新展開! <漆黒の野獣>が追加されたのだ。


プリンスだけが使える
<奇跡の素材>が
ビーストを画期的モデルにした!

薄い・軽い・強い――そのコンセプトに変更はない。近年、多くのメーカーから出されるラケットは、いかにパワーがあるかという部分がポイントになっている。新素材、新テクノロジー、新形状…メーカーは趣向を凝らしたモデルを市場に投入してきているが、スロート部分を太く硬くすることで、パワーUPを実現しているものも少なくない。こうなると、RA(硬さの数値)が上がり、打球感が硬くなってしまう。

“デカラケ”を世に送り出したプリンスには、モノづくりの魂が脈々と受け継がれている。そういった現状を知っていたからこそ、プリンスは何とかしたいと思っていた。そこで出会ったのが、「奇跡の素材」である。元々プリンスでは現状、入手可能な中で最高のカーボンと言われる「TeXtreme<テキストリーム>」を使用する権利を得ていた(使用できるブランドは限られている)。それをさらに改良すべく、鋼鉄の5倍もの強度を持ちながら、しなやかで衝撃吸収性が高いスーパーアラミド繊維“Twaron<トワロン>”との融合をリクエスト。そうして完成したのが、薄くて軽いのに非常に強い奇跡の素材「TeXtreme+Twaron」だった(同素材は、テニス界ではプリンスのみが使用する権利を得ている)。それを、スロート部に採用することで、しなりを失うことなく、パワーをアップさせ、不快な衝撃をシャットアウトすることに成功した。

赤き野獣がより獰猛に!3代目となったプリンス  「ビースト(prince BEAST)2022モデル」2021年9月発売!





安易な作りにはしない!
“モノづくりの魂”を受け継ぐ
プリンスが仕上げた<漆黒の野獣>

プリンスは、さらに奇跡の素材をさらに活用するテクノロジーを生み出す。
それが「ATS(アンチトルクシステム)」テクノロジーである。フェイス部の10時・2時部分に「TeXtreme+Twaron」を使用することで、ラケット上部の剛性を強化。ボールの推進性、コントロール性を高めるだけでなく、面ブレを約3割減少(従来モデル比)させ、クリアな打球感で掴んで弾く特徴を生み出した。
加えて全体の86%のストリングがフレームの外側まで一直線になるように設計されている「パラレルホール」、グリップ上部からフレームトップ部にかけて均等に厚みを増していく「CTS」、インパクトの衝撃を軽減し、ストリングの振動を抑える2ピース構造の「2ピーススロート」など、もちろん、細部も綿密に作り込まれている。






<ビースト100シリーズとの違いはココ!!>
「ビースト 100」シリーズでは飛びすぎる
立体的スイングをするプレーヤーが
ボールを制御でき、コントロール性が高められる
それが「ビースト98」シリーズの魅力

さて、「ビースト100」シリーズとの違いはどこにあるのか?

“漆黒の野獣”「ビースト 98」「ビースト O3 98」は、まずフェイス部が98平方インチとなっている。そして、ストリングパターンが16×20(赤き野獣は16×19)となっている。フェイスサイズが小さくなり、横糸1本分、ストリングの目を細かくすることで、生み出したのは、さらなる「コントロール性」、そしてスイングのパワーをしっかりとボールに伝える「強さ」である。

ボールをツブし、パームアウトしてスピンをかけるというような立体的スイングをするプレーヤーは、スイング速度が速いのが特徴。そういったプレーヤーから、実は、100平方インチでは“飛び過ぎる”という声もあった。だが、“漆黒の野獣”に関しては、数々の試打実験でもそのコントロール性、パワーが高く評価されたという。そのように書くと、若いプレーヤーのためのものと思うかもしれないが、おもしろい一面もある。前に踏み込んで生み出した体重移動をボールに伝える、そんなプレーヤーからも絶賛されているのだという。スイングの速いプレーヤー、そしてボールをしっかり押すプレーヤー、アプローチは異なるが、どちらもボールにパワーを伝えているのは同様。「ビースト 98」シリーズの強さが、そこで功を奏しているのだろう。

コントロール性、パワーばかりに言及してしまったが、98平方インチのメリットはもう一つある。それが、さらにクリアになった「打球感」である。

また、もし通常モデル(パワーレベル880)より、もう少し飛ばしたいと思うならO3タイプ(パワーレベル900)という選択もある。
わずか2平方インチが実は大きな違いを生む。このモデルは、“赤き野獣”同様に、多くの人にとって魅惑のモデルであるはず。打ってみなければ、その魅力を感じることはできない。果たして、アナタは“漆黒の野獣”をテナズケルことはできるだろうか?





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