close

2025.11.12

選手情報

坂本怜 2戦連続のフルセットマッチを制して8強入り [兵庫ノアチャレンジャー]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

坂本怜 逆転勝ちで準々決勝進出


男子下部ツアー「兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・ブルボンビーンズドーム/チャレンジャー75)シングルス2回戦が11月12日に行われ、第6シードの坂本怜(IMG/世界ランク180位)はヒネク・バートン(チェコ/同296位)を3-6,6-3,6-4で下してベスト8入りを果たした。

【画像】「兵庫ノアチャレンジャー」シングルス組み合わせ

19歳の坂本は、9月にはATPマスターズ1000上海で予選を勝ち上がったものの、その後は欧州のツアー、チャレンジャーに出場し勝ち星を挙げることができず。「精神的に疲れていた」と2週間の休息をとって今大会を迎えた。

試合を重ねられていなかったことで「いいリズムがなかった」と明かす坂本は、1回戦で予選から勝ち上がってきたマックス・ベイシング(イギリス/同416位)に苦戦。ミスのない相手に接戦の末に7-6(6),6-7(4),6-3で下して2回戦に進んでいる。

この日は、前日とは打って変わって強烈なサーブ、ストロークを持つバートンと対戦。互いに好ショットがある中で、セット終盤の第8ゲームで坂本がブレークを許してそのままセットを失う。

あとがなくなった坂本だが、ランキングが上がって高いレベルの大会に出場するようになったことで、「相手の方がテニスがうまいという状況が少なくなってきた」と自信が出てきたという。第2セット序盤でリードを奪われたが、焦らずに1ポイントずつ挽回していき、4ゲーム連取などもあって6-3でセットを奪い返す。相手はメンタルが崩れてミスも増え、最終セットは先にブレーク。最後までリードを守り切って6-4と逆転勝ちでベスト8入りを果たした。

準々決勝で坂本は、第1シードのツェン・チュンシン(台湾/同131位)と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真:Tennis Classic