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2020.08.29

選手情報

ズベレフがバブルについて言及「過ごしやすくて、安全」

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世界ランキング7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、アメリカ『CNN』のインタビューに応じ、USTA(全米テニス協会)が採用しているバブルについて「過ごしやすく安全だ」と語った。

今年のUSオープンとその前哨戦である「ウエスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ATP1000)ではバブル(隔離エリア)を設けており、出場選手にはわずか3人のサポートメンバーに制限している。

ズベレフもその一人で、オフィシャルホテルに滞在。「僕はいつも家族と一緒にツアーを回っているんだ。父や母、兄がいつもいるけど、ここにはいない。なんか変な感じがするよ」と違和感を感じていると語った。今なお脅威であふ新型コロナウイルスに触れて「コーチングスタッフやチームのメンバーは誰もここに行きたがらないし、安全だとも思っていない。僕はそれを尊重していて、無理強いはしていないよ」と、ズベレフは周りの人々を危険にさらしたくないとコメントした。

またバブルの環境面、安全性についても言及。「いつもは何百万人が集まる場所にミニゴルフのコースを作ったり、バスケットボールのゴールを作ったり、選手のためにたくさんのものを作ってくれている」と、過ごしやすいとコメント。「最初の数日は2日ごとに検査を受けていて、今は4日ごとに検査を受けている。全員が検査をしてできるだけ安全にいようとしている。今は自分のことだけを考えてはダメなんだ。チームのこと、他の選手のことも考えなければならないよ」と、安全面に関してもしっかりしているとした。

一方で、ズベレフは「観客がいなくて寂しい。2万人のファンの前でプレーすることで得られる感動を今年は手にできないんだから」と残念がった。
これからいかにモチベーションを上げて戦えるかが選手にとっても大切になるかもしれない。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma