close

2021.04.03

選手情報

女子ダブルス青山修子/柴原瑛菜が今季3回目となる決勝に進出![マイアミ・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

マテック・サンズ/シフィオンテクペアに
セットを先取されながら逆転勝ち

現地4月2日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)女子ダブルスの準決勝が行われ、青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業HD)がベタニア・マテック・サンズ(アメリカ)/イガ・シフィオンテク(ポーランド)を3-6、7-6(4)、10-2の逆転で下し、決勝進出を果たした。

【動画】青山/柴原ペア準決勝勝利の瞬間


青山/柴原の相手は、2016年以来大会2度目のタイトルを狙っていたダブルス名手であるマテック・サンズと、昨年の全仏シングルスチャンピオンのシフィオンテクという強豪ペア。
第1セットは、マテック・サンズとシフィオンテクが流れを掴み、1-3から5ゲームを連取。第2セットはタイブレークにもつれ、チャンスをしっかりものにした青山/柴原が奪いセットカウント1-1に。10ポイントタイブレークの最終セットは、青山のコートカバーリング力と柴原のパワフルなボレーでリードし、見事に勝利を決めた。

今年の全豪オープン準々決勝で負けてから4連敗が続いていた青山/柴原。試合後のオンコートインタビューで、青山は「相手ペアはとてもいい選手たちなので、勝ててとてもうれしい」と喜びをあらわにし、「彼女たちは毎試合ストレートで勝っていたので、私たちはネット付近でたくさん動くことに集中し、彼らにプレッシャーをかけられるようにした」と試合を振り返った。

一方の柴原も「ベタニア(マテック・サンズ)はとても素晴らしいダブルスの選手で、毎回、彼女との戦いになる。イガ(シフィオンテク)はとても若くてシングルスで成功している。だから今日は本当に特別だった。この試合を乗り越えられてよかった」と話し、勝利を喜んだ。

今季の青山/柴原は、「アブダビWTA女子テニス・オープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ)、「ヤラ・バレー・クラシック」(WTA500/オーストラリア・メルボルン)とすでに2大会で優勝。今季3回目のタイトルを目指して決勝では、今大会第8シードのヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイザ・ステファーニ(ブラジル)と対戦する。このカーター/ステファー二とは、アブダビWTA女子テニス・オープンの決勝、今年の全豪オープンの4回戦でも対戦しており、1勝1敗と互角。今季ツアー3勝目となるか!? 注目の決勝戦は、現地4月4日(日)に予定されている。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

Photo by Takeo Tanuma