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2022.05.28

選手情報

ズベレフが5年連続で16強! アメリカの若手ナカシマをストレートで下す[全仏オープン]

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Photo by Getty Images

ズベレフ、速いテンポで攻撃仕掛けストレート勝ち

現地5月27日、「全仏オープン」男子シングルス3回戦が行われ、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク3位)は、ブランドン・ナカシマ(アメリカ/同75位)と対戦。7-6(2)、6-3、7-6(5)で下し、5年連続のベスト16入りを決めた。

【動画】ラリー中の思わぬ乱入者にズベレフも苦笑い

今年のクレーコート・シーズンで「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード)では準優勝し、「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ)と「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ)でベスト4とクレーコートでも結果を残しているズベレフ。

2回戦のセバスチャン・バエズ(アルゼンチン/同36位)との試合では2セットダウンから大逆転勝利を収めているが、この日もスコア以上にタフな戦いを強いられた。

第1セット、ズベレフはストロークのミスが多く、ラリー戦になるとポイントが奪えず苦しい展開となる。不満そうな視線を陣営に送るが、それでもサーブのプレースメントが良く、ショートポイントでサービスキープが続き、タイブレークに突入。苦しい展開でタイブレークを迎えたが、ここでナカシマにミスが続いて、2-2から5ポイントを連取。苦しみながら第1セットを奪った。

これで余裕が生まれたのか、ズベレフは思い切りよくスイングしていく。スピードのあるボールでナカシマを押し切り、第2セットを6-3で奪うと、第3セットもタイブレークを制してストレート勝利。全仏オープンでは5年連続、グランドスラムでは2019年USオープンから10大会連続で4回戦にコマを進めた。

4回戦でズベレフは、予選から6連勝を飾っているベルナベ・ザパタ・ミラレス(スペイン/同131位)と対戦。

ザパタ・ミラレスは2回戦で第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同14位)を3-6、6-2、6-2、6-3、3回戦で第23シードのジョン・イズナー(アメリカ/同26位)を6-4、3-6、6-4、6(5)-7、6-3と2試合連続でシード選手を破っている。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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