2022.01.18

世界8位ルードが直前のケガで大会を棄権、「100%のプレーができないと最終的に判断した」[全豪オープン]

著者をフォローする
記事を保存

著者をフォローする
記事を保存

日曜日の練習で足首を痛めたというルード

1月18日、全豪オープン2日目、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー／世界ランク8位)が、足首の負傷のため棄権した。

【SNS】ルードがインスタグラムに投稿したメッセージがこちら

記者会見で「2日前の練習で、足首をひねってしまった。今日コートに立てればいいと思っていたけど、足首は普通、もう少し時間がかかるもの。残念ながらこのレベルで戦うために必要な100%のプレーができないと最終的に判断した」と説明したルード。

足首のケガは「最悪のものではないよ。前にやったのより、ポジティブだし、検査でも深刻な状態ではなかった。ただ腱を少し休ませる必要がある。とにかく安静にしてアイシングなど、必要なことはすべてやるつもり。2週間後のブエノスアイレスではコートに立てると思う」と2月7日から開催されるATP250アルゼンチン・オープン(アルゼンチン・ブエノスアイレス)で復帰予定と語っている。

その後、ルードは、自身のファンに向けて、インスタグラムに「やあ、みんな。残念ながら、日曜日の練習で足首をひねってしまった。全豪オープンの1回戦に間に合うように、できる限りのことはしてきたつもりだが、2日間では100％の状態を取り戻すには十分ではなかった。この決断はとても難しいものだったが、正しい決断だったと思う。今後、できるだけ早く回復させて、新たな大会へのチャレンジに備えたい。今年の全豪でこのような結果になったことは残念だが、前向きに考え、またすぐにコートで会いたいと思う」とメッセージを投稿している。

ルードは、今大会から新設されたKIAアリーナ第3試合でアレックス・モルカン(スロバキア／同74位)と対戦予定だった。

昨シーズンは、5度の優勝を果たしてトップ10入りし、ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」出場と大活躍を果たしたルード。惜しくも今回の全豪オープンでプレーはできなかったものの、早く回復させ、コート上でまた元気な姿を見せてくれることを期待したい。

■全豪オープン2022
日程／2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地／オーストラリア・メルボルン：メルボルンパーク
賞金総額／7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金／440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス／ハード
試合球／「ダンロップオーストラリアンオープン」

【特集】全豪オープン2022の記事はこちら

次ページ　>　【SNS】ルードがインスタグラムに投稿したメッセージがこちら

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

会員の方はこちら

続きを読む　>

Photo by Takeo Tanuma

タグ

世界8位ルードが直前のケガで大会を棄権、「100%のプレーができないと最終的に判断した」[全豪オープン]

注⽬の記事PICK UP

関連する記事RELATED

人気の記事RANKING

関連する記事RELATED