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2022.05.19

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元世界1位マレーが、ウィンブルドン前哨戦への出場を発表「とても興奮しているし、開幕が待ち遠しい」

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気合いを入れて臨む芝シーズンの出場大会を発表

5月18日、元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク69位)は、自身のフェイスブックで、ウィンブルドンの前哨戦としてATPチャレンジャー「サービトン・トロフィー」(5月30日〜6月5日/イギリス・サービトン)、ATP500「シンチ選手権」(6月13日〜19日/イギリス・ロンドン)に出場すると発表した。

【動画】レンドルと共にマレーが優勝した2013年ウィンブルドン決勝

マレーは、投稿で「ホームの観客の前で芝生の上でプレーすることが、いかに楽しいか。それは事実です。今年、サービトンとクィーンズでプレーできることにとても興奮しているし、開幕が待ち遠しい」と綴っている。

今年2月に「これからの2、3ヵ月はリスクをとらず、芝のシーズンに向けて良い準備をしていきたい」と今年のクレーコート・シーズンはプレーしないと宣言したものの、5月の「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)にはワイルドカード(主催者)を得たことで出場(3回戦を病気のため欠場)。全仏オープンはやはり欠場する模様だ。

ウィンブルドンまでのグラスコート・シーズンでは、今回発表となった母国イギリスで開催されるチャレンジャー大会「サービトン・トロフィー」に出場し、翌週にはワイルドカードを獲得している「ヴァイセンホーフ」(ドイツ・シュツットガルト/ATP250)に出場予定。その後、再びイギリスに戻り「シンチ選手権」に出場してウィンブルドンを迎える予定となっている。

マレーは3月、イワン・レンドルと約4年ぶり3度目のコンビ結成を発表。現役時代にグランドスラムを8度制覇、世界ランク1位(当時歴代2位の157週在位)を達成しているレンドルは、2012年から2014年3月、2016年6月から2018年終了までと2度にわたってマレーのコーチを務め、ロンドン五輪金メダルや2013年のウィンブルドンで77年ぶりにイギリス人男子選手としてタイトル獲得するなどグランドスラムを計3度制覇、世界ランク1位という結果を共に残してきている。

当初の予定どおりならば、レンドルのコーチ期間は数ヵ月になるとしており、6月27日〜7月10日開催のウィンブルドンは、相当仕上げて臨むはず。果たして、芝のシーズンで、マレーが再び、トロフィーを争うような戦いを繰り広げることができるだろうか?


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