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2022.06.07

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マレー、約16年ぶりに母国以外の芝大会出場「先週より良い結果を出したい」[ボス・オープン]

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Photo by Getty Images

マレー「試合の結果はコントロールできないが、準備などはコントロールできる」

6月6日、「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/ATP250)は、元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク68位)が大会前のコメントを掲載。「先週より良い結果を出したい」と27日に開幕するウィンブルドンに向けて意気込んだ。

【画像】「ボス・オープン」シングルス組み合わせ&6月4日試合予定

マレーは、ワイルドカードを付与されたため「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)に出場したものの、複数回にわたって手術を行った股関節への負担を考慮し「リスクを負いたくない」として全仏オープンは欠場。3月に再契約したイワン・レンドルコーチと共に芝シーズンに照準を合わせてきた。

全仏オープン期間中となる前週には、母国イギリスで行われた最初の芝大会に出場し、ベスト4入り。準々決勝ではブランドン・ナカシマ(アメリカ/同64位)を下すなど、「芝のシーズンではいいスタートが切れた。この調子でいけるといいね」とまずまずのスタートを切っている。

そして迎えた今大会、マレーにとってはキャリアを通じて45大会目の芝大会となるが、イギリス国外では3大会目。実に2006年のアメリカ・ニューポートで行われたATP250大会以来、約16年ぶりとなる。

「ずいぶん前のことだね。どのような違いがあるかはわからないけど、ここのコートについては良いことしか聞いていないよ。兄はここで何度か試合をしているが、シュツットガルトについては良いことだけだね」と言う。

目標であるウィンブルドンへは、「できるだけ多くの試合に出場して、先週より良い結果を出したいと思う。試合の結果は常にコントロールできるものではないが、準備など他のことはコントールできる。それが僕の目標だ」と正しい準備をすることが良い結果に導くのだとした。

初戦でマレーは、予選勝者のクリストファー・オコネル(オーストラリア/同116位)と対戦。4日第2試合(日本時間18時に第1試合開始予定)に組まれている。

なお、今大会の第1シードは、ステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)、第2シードにはマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同10位)、第3シードにフベルト・フルカチュ(ポーランド/同13位)、第4シードにデニス・シャポバロフ(カナダ/同16位)となっている。

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